あなたは「いじける人」をみたことはありますよね。
「いじける」という言葉は、ヒトから指摘を受けたり怒られたりしたときに、不機嫌になって、落ち込んで、意気消沈している状態です。
一人で隠れて影のほうでいじけていればよいのですが、自分のことをかまってほしいという気持ち「落ち込んでいますアピール」する方がいらっしゃいます。
今日は落ち込んでますアピールはやめた方がいいという話です。
「落ち込んでますアピール」をやめた方がいい理由
落ち込んでいる状態は、誰にでも起こりうることであり、感情を表現することは大切。
「落ち込む」という段階で自分の中で咀嚼して、周囲からのアドバイスや指摘から自分の教訓とできればよいのですが、さらに「落ち込んでますアピール」をしてしまうことがあります。
ぼくもやってしまうことがあります。
・仕事が忙しいため、疲れているということを妻にアピールする。
・何か失敗をしてしまったため、落ち込んでいるということをアピールする。
・Google口コミ★☆☆☆☆でストレスを感じていることをアピール
落ち込んでいますアピールを繰り返すことは、何の解決にもならないばかりかまわりのヒトに迷惑です。
まわりのヒトのストレスになる
周りの人々は、落ち込んでいる人を励ますために、時間やエネルギーを費やすことがあります。
しかし、何度も同じ話を繰り返されると、周りの人々も疲れてしまいます。また、自分自身も、他人の落ち込んでいる様子を見ることでストレスを感じます。
ネガティヴな気持ちは、まわりの空気をどんどん汚染していくものです。
自分自身の心理状態を悪化させる
自分が落ち込んでいる状態を繰り返しアピールすることで、自分自身の心理状態を悪化させることがあります。
落ち込んでいる自分自身にとどまらず、周りの人々にも悪影響を及ぼす可能性があるため、さらに自己嫌悪や罪悪感を感じることがあるかもしれません。
解決策を探すことが大切
落ち込んでいる理由を探り、解決策を探すことが大切です。
落ち込んでいる状態を繰り返しアピールすることで、解決策を探すことができなくなる可能性があります。自分自身で対処できる問題であれば、一人で考える時間を持つことも必要です。
時には、ご家族や友人に相談することも有効な解決手段です。しかし、相談するときに「落ち込んでいますアピール」はやめてください。
相談相手から頂いたアドバイスには謙虚になって耳を傾ける。
周りのヒトたちはただ単に「落ち込みやすいヒト」の相談には乗りたくありません。
いったん「落ち込みやすいヒト」だというレッテルを貼られると、もう適切なアドバイスを得られません。
「裸の王様」になってしまいます。
さいごに
ヒトはいろいろなことで落ち込んでしまいます。失敗や挫折があった時、ストレスがたまっている時、自分自身との不満や葛藤がある時、悲しい出来事があった時。
落ち込んでいる段階で自分の中で解決できるのであれば解決しましょう。
ご家族や親しい友人に相談することも大切な手段です。しかし、「落ち込んでいますアピール」はやめよう。
「落ち込みやすいヒト」だというレッテルを貼られると、相手にされなくなります。
相談しても、あなたのご機嫌を損なわないように腫れ物に触るような対応になってしまいます。
何か指摘を受けた時にはとにかく「ありがとうございます!」と笑顔で答えたいものです。