子どもの病気

【睡眠時ミオクローヌス】子どもが発熱して寝ている時、ビクッとする

子どもが発熱をしている時、寝ている時や起きている時に突然「ビクッ」と体を震わせる動きを見ると、「けいれんでは?」と考えて、不安になったことはありませんか?わたしの子どもによくみられます。

その動きは、実は多くの子どもに見られるもので、じつは心配する必要はありません。今日はその理由をお伝えします。

「ビクッ」とするのはなぜ?

子どもが寝ている時や眠たい時に突然「ピクッ」と動くのは、じつは珍しくはありません。大人でも経験がある方も多いのではないでしょうか?これは「睡眠時ミオクローヌス」と呼ばれる現象で、子ども特有のものではありません。

この「睡眠時ミオクローヌス」とは、眠りが浅い時に起こる動きで、特に発熱や体調が悪い時には眠りが浅いため、たびたび見られることが多いです。心配しがちですが、実は生理的な動き。てんかんや病気のサインではなく、単なる「不随意運動(無意識に勝手に動く動作)」の一つなのです。

その動き、どう対処すれば良いの?

まず大切なのは、冷静に様子を見ること。このミオクローヌスは、体調が良くなれば自然と減少していきます。特に対処法を考える必要はないのですが、子どもが不快に感じている場合は、より快適な寝具や部屋の温度を調整するなどしてあげると良いでしょう。

また、睡眠時ミオクローヌスでよいか不安を感じる場合や他の異常な症状がある場合は、動画に撮影してかかりつけの医師に相談するのがベストです。

まとめ

子どもの「ビクッ」とする動きに驚くこともあるでしょうが、それは「睡眠時ミオクローヌス」という生理的な現象です。

冷静に様子を見て、子どもの体調や快適さを第一に考えてあげましょう。

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