予防接種

HPVワクチンのキャッチアップ接種:セカンドチャンス

あなたの体は、一生涯の旅の伴侶です。

子どもの頃には気づかなかったことも、成長するにつれてその重要性が見えてきます。特に、健康は後から「あの時、もっと気をつけていれば…」と後悔することのないように、今できることをすることが大切です。

自分自身も若いころの生活習慣に後悔することがたびたびあります。おそらく一定程度以上の方であればどなたでも経験したことがあるのではないでしょうか?

もっと痩せていれば、煙草を吸っていなければ、予防接種を打っていれば・・・

今日は、特に女性の健康にとって重要なHPVワクチンに焦点を当てたいと思います。

このワクチンは、子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に対する予防接種です。

しかし、様々な理由で接種の機会を逃してしまった方もいるかもしれません。でも、まだ遅くはありません。現在、HPVワクチンのキャッチアップ接種の機会があることをご存知でしょうか?

HPVワクチンキャッチアップ接種の機会

日本では、平成25年(2013)から令和3年(2021)まで、HPVワクチンの積極的な接種推奨が一時的に控えられていました。その結果、多くの女性が定期接種の機会を逃してしまいました。しかし、この接種を逃した方々に再びチャンスが提供されています。

対象は、1997年4月2日から2007年4月1日生まれの女性で、HPVワクチンを過去に3回受けていない方です。

令和4年(2022)4月から令和7年(2025)3月までの3年間、公費でHPVワクチンを接種する機会があります。

この機会には、サーバリックス、ガーダシル、そして新たに公費で受けられるようになったシルガード9の3種類のワクチンが含まれます。

接種の意義と有効性

HPVワクチンは、特に16歳頃までに接種すると最も効果が高いとされていますが、それ以上の年齢で接種しても一定の有効性があります。

国内外の研究により、20歳頃の初回接種まで有効性が保たれ、性交経験がない場合はそれ以上の年齢でも一定程度の有効性があることが示されています。これは、子宮頸がん予防において大きな意味を持ちます。

健康への一歩:行動を起こす

HPVワクチンのキャッチアップ接種を検討することは、自分自身や大切な人の健康を守るための一歩です。

接種の機会を提供されている方は、是非この機会を利用してください。

また、子宮頸がん検診を定期的に受けることも忘れずに。検診は、がんの早期発見・早期治療につながります。

まとめ

健康は、未来への最大の投資です。HPVワクチンのキャッチアップ接種は、多くの女性にとって重要な機会です。

その機会を利用して、行動を起こすきっかけになれば幸いです。自分の健康は自分で守るもの。今できることから始めましょう。

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