📅 2026年6月26日 (0日前に公開)

札幌も、日中は暑い日が増えてきましたね。
でも、朝晩はまだ肌寒く感じる日もあります。
この時期は、服装や室温の調整がむずかしく、子どもの体にも負担がかかりやすくなります。
朝、なかなか起きられない。
ごはんを少し残す。
いつもより機嫌が悪い。
冷たいものばかり欲しがる。
そんな様子があれば、夏バテのサインかもしれません。
この記事では、子どもの夏バテで見たいサインと、家庭でできる予防のポイントをまとめます。
目次
夏バテは、少しずつ出てくる不調です
夏バテは、暑さ、冷房による冷え、睡眠不足、食欲低下などが重なって起こりやすい不調です。
外は暑い。
室内は冷えている。
さらに札幌では、日中は汗ばむほど暑くても、朝晩は肌寒く感じる日があります。
この温度差を何度も繰り返すと、体温を調整する働きに負担がかかります。
その結果、だるさ、食欲の低下、胃の重さ、寝つきの悪さ、疲れが取れない感じが出てきます。
特に子どもは、自分の体調をうまく言葉にできないことがあります。
「少し変だな」と感じたら、早めに休ませることが大切です。
子どもの夏バテは、言葉より様子に出ます
子どもは、「だるい」「胃が重い」「眠れていない」と、うまく説明できないことがあります。
だからこそ、保護者がいつもの様子との違いに気づくことが大切です。
朝なかなか起きられない
いつもより起きるのに時間がかかる。
声をかけてもぼんやりしている。
朝から疲れているように見える。
こうした様子があるときは、睡眠不足や暑さによる疲れが残っているかもしれません。
食事の量が減っている
いつも食べている量を残す。
好きなものでもあまり進まない。
冷たいものばかり欲しがる。
こうした変化も、夏バテのサインになることがあります。
食欲がない日は、無理にたくさん食べさせなくても大丈夫です。
食べやすいものを少しずつ取り入れていきましょう。
いつもより元気がない
遊びたがらない。
横になりたがる。
外に出たがらない。
こうした様子があるときは、体が休みたがっているサインかもしれません。
暑い日は、予定を詰め込みすぎないことも大切です。
機嫌が悪い
夏バテは、機嫌にも出ます。
なんとなくイライラしている。
ぐずりやすい。
いつもより甘えたがる。
こうした変化があるときも、体調が落ちている可能性があります。
叱る前に、「疲れているのかもしれない」と見てあげるとよいです。
冷たいものばかり欲しがる
暑い日は、冷たい飲み物やアイスを欲しがることがあります。
ただ、そればかりになると、食事が入りにくくなることもあります。
冷たいものを完全に避ける必要はありません。
ただし、食事や水分補給とのバランスは見てあげましょう。
習い事や予定の詰め込みにも注意しましょう
夏は、学校生活だけでも子どもの体に負担がかかりやすい時期です。
そこに習い事、外遊び、週末のお出かけが重なると、思っている以上に疲れがたまります。
特に、日中の暑さが強い日や、朝から元気がない日は、予定を少し減らすことも大切です。
習い事を休むことは、悪いことではありません。
体調を崩して長く休むより、早めに一日休むほうが、結果的に回復しやすくなります。
「今日は少し疲れていそうだな」と感じたら、無理に行かせず、家でゆっくり過ごす選択も考えてみてください。
夏の体調管理では、がんばらせることより、休ませる判断が大切です。
夏バテ予防の基本は、水分・食事・睡眠です
家庭でできる夏バテ対策は、特別なことではありません。
まずは、水分、食事、睡眠を整えることです。
水分は、のどが渇く前にとります
暑い日は、のどが渇いてから一気に飲むより、少しずつこまめに飲むことが大切です。
環境省も、熱中症予防として、こまめな休憩、水分補給、塩分補給をすすめています。
水分をとるタイミングとしては、次のような場面を意識すると続けやすいです。
朝起きたあと。
外遊びの前後。
汗をたくさんかいたあと。
お風呂の前後。
寝る前。
汗をたくさんかいた日は、水分だけでなく、塩分も意識しましょう。
ふだんは水やお茶を中心にして、運動後や汗を多くかいたときは、必要に応じて塩分を含む飲み物も使うとよいです。
食欲がない日は、食べやすいもので大丈夫です
食欲がないときに、無理にたくさん食べさせる必要はありません。
大切なのは、少しでも栄養がとれるものを選ぶことです。
おにぎり。
みそ汁。
卵。
魚。
豆腐。
野菜スープ。
具だくさんのうどん。
こうしたものは、食欲が落ちている日でも取り入れやすいです。
冷たい麺だけで済ませる日が続くと、たんぱく質や野菜が不足しやすくなります。
そうめんの日でも、卵、ツナ、豆腐、トマト、きゅうり、みそ汁などを少し足すだけで変わります。
完璧な食事にしなくて大丈夫です。
「食べられるものに、少し栄養を足す」
このくらいで考えると、続けやすくなります。
睡眠不足は、夏のだるさを強くします
暑い時期は、眠りが浅くなりやすいです。
寝苦しい夜が続くと、朝から元気が出にくくなります。
子どもが朝なかなか起きられないときは、夜の睡眠環境も見直してみてください。
寝る前から部屋を涼しくしておく。
汗をかいたら着替える。
寝具を薄手にする。
扇風機やエアコンの風が直接当たらないようにする。
このあたりを整えるだけでも、眠りやすくなります。
夜も暑い日は、無理にエアコンを切らなくて大丈夫です。
エアコンは、我慢せずに上手に使います

夏バテ対策では、エアコンの使い方も大切です。
暑いのに我慢して過ごす必要はありません。
環境省は、屋内ではエアコンなどを適切に使い、涼しい環境で過ごすことをすすめています。
また、消防庁の資料でも、室温28℃を目安にエアコンや扇風機を上手に使うことが案内されています。
冷やしすぎには注意します
エアコンは大切ですが、冷やしすぎると体がだるくなることがあります。
風が体に直接当たると、冷えすぎることもあります。
風向きは上向きにする。
寝る場所に風が直撃しないようにする。
冷えやすい子は、薄手の上着や腹巻き、靴下で調整する。
こうした工夫があると安心です。
湿度も見てあげましょう
同じ室温でも、湿度が高いと暑く感じやすくなります。
湿度が高い日は、体に熱がこもりやすくなります。
除湿機能も使いながら、室内を快適に保ちましょう。
温度だけでなく、湿度も見てあげると、夏の室内環境は整えやすくなります。
これは夏バテではなく、熱中症かもしれません
ここは特に大切です。
夏バテは、数日から数週間かけて、じわじわ出てくる不調です。
一方で、熱中症は短い時間で急に悪くなることがあります。
次のような様子がある場合は、夏バテではなく、熱中症を疑ってください。
熱中症を疑うサイン
ぐったりしている。
ぼーっとして反応が悪い。
水分が飲めない。
強い頭痛がある。
吐き気がある。
体が熱い。
大量に汗をかいている。
汗が出ず、皮膚が熱い。
このような様子がある場合は、早めの対応が必要です。
熱中症が疑われるときの対応
熱中症が疑われるときは、すぐに涼しい場所へ移動してください。
衣服をゆるめて、体を冷やします。
首の周り。
わきの下。
足の付け根。
このあたりを冷やすとよいです。
厚生労働省も、熱中症が疑われる場合は、涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて体を冷やし、経口補水液などで水分補給することを案内しています。
すぐに救急車を呼ぶべき状態
次のような場合は、ためらわず救急車を呼んでください。
意識がはっきりしない。
自分で水分が飲めない。
呼びかけへの反応が悪い。
全身のけいれんがある。
脱力感が強くて動けない。
厚生労働省も、自力で水が飲めない場合や意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶよう案内しています。
「夏バテかな」と思って様子を見すぎると、対応が遅れることがあります。
夏の体調管理は、がんばりすぎないことが大切です
夏バテ対策で大切なのは、特別なことではありません。
こまめに水分をとる。
食べやすいもので栄養をとる。
しっかり眠る。
エアコンを上手に使う。
この4つを意識するだけで、夏の体調は守りやすくなります。
特に子どもは、自分の不調をうまく言葉にできません。
だからこそ、保護者が「いつもと違う」を早めに見つけてあげることが大切です。
朝起きられない。
食欲がない。
元気がない。
機嫌が悪い。
そんな日があれば、無理をさせず、早めに休ませてあげてください。
