新型コロナウイルスに関するデマ情報が溢れています。少々調べました。
- 5GモバイルネットワークによってCOVID-19が拡散する
- 日光に晒されたり、25℃以上の気温であれば、COVID-19には罹患しにくい
- COVID-19ウイルスは、高温多湿な気候の地域では流行しない
- アルコールや塩素を全身に噴霧することによって、ウイルスを殺滅することができる
- ビタミンD、ビタミンCサプリメントで予防、治療できる
- お湯を飲んで予防・・・
色々なデマ情報が飛び交ってますが、今回は、新型コロナウイルスを含めたウイルスをヒトにうつさないようにすること、可能な限りでの家庭内感染を防ぐために科学的根拠のあることをまとめたいと思います。
でも、目新しい情報はありませんので注意が必要です。
うつさない、広めないにできること
体調に変化があれば自宅で休む
まずは風邪っぽい症状のある人は外に出ないで家でしっかりと休むことが大切です。
ウイルスは自分だけでは行動することはできないので、ウイルスを持っている人が他のヒトと接触しなければ広がることはできません。
ただし、コロナウイルスの場合にはウイルスを持っていても体調に変化のないヒトもたくさんいることが知られています。
そういったヒトの吐く息にもウイルスが潜んでいると言われているので油断はならないところです。
きちんとマスクをつける
マスクは、ヒトにウイルスを移さないためにあります。口や鼻をしっかりと覆い、隙間をなるべく作らないことが大切です。これがきちんとできていないとウイルスは外に放出されてしまいます。
さらに使用後のマスクにはウイルスがたくさん付着している可能性があるので、マスクの部分は触らないこと、外すときはヒモのところを持つこと、マスクを触った後には手洗いをすることが大切です。
咳エチケット
咳・くしゃみをする時には、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえましょう
ただし、手で抑えてはいけません。手で押さえると接触感染で広がる可能性があります。口 と鼻をおおったティッシュは 、すぐ にゴミ箱に捨てましょう。
うつらないためにできること
健康でいること
自分の健康管理に気をつけることが大切です。普段から暴飲暴食は避けて、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めることでウイルスから身を守ることができます。
石鹸で手を洗うこと(特に顔を触る前に!)
ドアノブや手すりなど普段からたくさんのヒトが使われているものにはウイルスが付着しています。これらのものに触れた際には手にたくさんのウイルスがついていると考えて行動してください。
ヒトは無意識のうちに顔を触ることが知られています。目、鼻、口から感染が広がる可能性があるので、顔を触りたいと思ったらまずは手を洗ってからにしましょう。
ウイルスは脂質(油)の膜に守られています。石鹸をつけて手を洗わないとウイルスを壊すことができません。手洗いができない時には、アルコールでしっかりと消毒するようにしましょう。
さいごに
特に目新しい内容はなかったと思います。様々なデマ情報に惑わされることなく感染予防に努めてください。
- 体調が悪い時は家で休む
- きちんとマスクをつける
- 咳エチケットを守る
- 健康管理に注意する
- 石鹸で手を洗う
- 顔を触る前に手を洗う
以上のことには注意して過ごしてください。