育児の相談は誰にしてますか?
夫ですか?それはオワコンかもしれないって話です。
夫に子育てや育児の相談してもなかなか相談に乗ってくれないママさんに役立つ内容となってます。
「うちは夫にいつも相談している!頼りがいもあります」ってママさんはスルーしてくださいね。
パパとママでは経験値が違う
残酷な話ですが、否が応でもママは妊娠をしたらすぐに10か月間の研修医生活に入るようなものです。そして、出産したらすでにママ専門医です。おむつがえ、哺乳、離乳食など常に専門性を求められます。
その一方でパパはなかなか専門医になれません。下手をするとずっと研修医にとどまっている方もいます。
ぼくの知っている方で子どものおむつを交換したことがないというパパがいます。離乳食をあげたことのないパパもいました。
最近はパパの育児参加が盛んに言われていますが、ママほどの専門性をもっているパパは多くはないでしょう。
「パパ見知り」という言葉があるけど、「ママ見知り」って聞いたことありませんよね。
結論:夫は妻の経験値に勝てる訳ない
夫が相談相手でいいの?
ママたちが、「うちの子どもと〇〇君が喧嘩して・・・」、「◇◇さんの家の子どものことが好きみたいで・・・」、「保育園は近いところにしようか?」なんて相談を夫にすることってよくあると思います。
結論からいうと夫に相談しても無駄なことが多い
子育てに関する情報量や背景知識が違い過ぎて話し合いにならないことが多いです。自分の子どもの友達の名前を聞いて、その顔が浮かんできたり、その子どものご両親の顔をしっかりと思い描くことができるパパは100点満点です。ただ、そんなパパはあまり多くないでしょう。
もし、どうしても夫に相談するなら、夫の頭の中に映画を描けるくらいに生き生きと言葉で説明してください。登場人物から背景知識も全て説明する必要があります。かいつまんで説明してもたいていは上の空です。
夫へ相談するには無駄かもしれない。
頭の中で映画のように生き生きと言葉で説明ができれば、相談する価値があるかもしれませんが、そんなことはなかなかできません。
例えば、「こちらの保育園は近いけど、あちらの保育園の方が評判がいい、でも遠い。お友達の〇〇くんはこちらに行くけど・・・、そのお友達のママとはちょっと関係が微妙・・・、あのママはLineがしつこくて・・・」といったことなどいちいち映画のようになんて説明できません。
そして、うまく説明しないと誤解が生じます。
例えば、友達のママのお話をしたときに思い浮かべる顔が違うだけでも印象がガラッと変わります。ママがいじわるな顔を思い浮かべて話しているのに、パパはなぜか「綾瀬はるか」を想像していたら話が微妙に食い違ってきます。パパはとてもやさしくていいヒトを想像しているからです。
説明をしているママは真剣に相談したいのですが、それに加えて時間もありません。ほかにもたくさんのやらなければならないことがあるからです。保育園の相談だけで2時間なんてかけられませんよね。
しかも、一生懸命に説明したって結論はしょぼくなる危険すらあります。
それはママとパパではリアルな経験値と背景知識が違い過ぎるからです。研修医と専門医ですから。いろいろと相談した挙句に出てきたパパの答えは「それでいいと思う」です。
話を盛り上げるために少し質問するくらい。
実際に、保育園の送り迎えをする訳ではありませんからね。
手ごたえのない回答にがっかりと落胆するか腹を立てているママたちは少なくないと思います。
ぼくも妻から相談を受けて、上の空で答えて、なんど見抜かれたかわかりません。。。
夫には承認をとろう
上の空の夫に相談するときのアドバイス。
夫には「お金はどうするのか」、「送り迎えは夫にして欲しい」など具体的なことについて相談ではなく、「了承を得る」が賢い。
それくらいに考えた方が気持ちも楽。
無理に質問しても夫の経験値と背景知識はいかんせん低レベルです。イラつかせるだけのこともあります。
「ああ、書いていてまた自己嫌悪に陥ってきました」
参考記事
育児の相談相手は夫以外の方がよい
多分、夫とは経験値や背景知識の違いから心底からは分かち合えないことも多いのです。もちろん全てのご家庭にあてはまるわけではありませんがね。
相談相手は、ご自分の母や友達、専門家の方が適していることがあります。
はたから見ていると、相談相手を間違えているってことはけっこうあります。なんで、「あのママは夫に相談したのかな」、「あの旦那さんでは相談にならないでしょう」って思うことは少なくないです。
相談して徒労に終わるよりは最初から相談相手は夫以外、上の空の夫には承認だけとるのも悪くない選択肢です。