子育てに向いているヒト【神キャラです】

子育て中のママたちは毎日毎日格闘の日々を過ごしているのではないでしょうか。

朝からもう格闘です。起こして食事をあげて、登園させたり登校させたり。登園や登校と一口にいっても毎日が同じパターンとは限りません。毎日がドラマチックでスリリングです。

そして、夫は。。。ここで文章を書いているぼくのように大多数は鈍感で無関心。。。というか気づいている？

ママたちにはすべての家事・育児に締め切りがあります。そのスケジュール管理たるやもはや神業！しかも、どの家庭にも当てはまる万能の方法なんてありません。

子育てに向いているヒトはレアな存在

妻と子育てに向いているヒトのことで話したことがあります。結果的になかなか結論はでませんでした。それくらいけっこうレアな存在だと思います。

「あのお母さんはあまり子育てに向いていないよねー」とか「仕事から離れたらダメになりそうだねー」「家庭の空気を感じないけど、いったいどんな子育てをしているかな？」なんて思うヒトのことを思い浮かべるのは簡単でたくさんいます。

じゃあ、子育てに向いているヒトってどんなヒトでしょうか？

完璧に100点のヒトっていないと思いますが、おそらくは「自分を優先しないヒト」、「自分があまりないヒト」、「すべてのことよりも子どもを優先するヒト」じゃないでしょうか？「すべてを他人に合わせることができる」そして、そこに違和感も疑問もわかないヒト。育児をしていても成果も報酬も求めないヒト。それを一生涯演じ続けられる根気強いヒトじゃないかと考えてました。異論はありそうな内容ですね。

「そんなヒトはいないだろ」そうお思いかもしれません。

きっと、みんな子育てにむいていないのに頑張っているのだと思います。

おそらく自分の母親も子育てには向いていなかったのだろうと思います。お仕事はしてました。ほかにも子育てよりも優先したいことがいっぱいあったと思いますが、それを犠牲にしてまで育ててくれたことに本当に感謝しかありません。

自分の家庭のことを考えます。もちろん、自分の子どものことは大好きです。でも、子どもより優先したいことがあります。妻にももちろん優先事項がありそうです。妻は、子育てをしていて、体調を崩したりイライラしているところもあるので、本人がいうように子育てに向いていないところもあるのかもしれません。

ママたちの大半は自分のやりたいことがあるに違いない！子どもより自分のことを優先したいと思ったことがあるはずです！「は？当たり前だろ」っていわれそうですね。

子育てに向いているヒト

世間一般にいわれるような子育てに向いているヒトをぼくは見たことがあります。

すべてのことを子育てに捧げていて何も違和感はなさそうでした。まあ、本人に直接聞いたことはありませんがね。

ただ、自分の主義主張はあまりなさそうでした。

主義主張や自分のやりたいことがいっぱいあって行動力があるヒト。仕事のほうが楽しいヒト。そのようなヒトは、ぼくの定義した子育てに向いているヒトではありません。

誰にも頼らずに子育ってたいへん

「子供のためにこうしてあげたいのに自分にはできない」って思っている方が99%なんだと思います。いやほぼ100％かも。

人間は動物と違ってもって生まれた本能に従って子育てをする訳にはいきません。国ごと、地域社会ごとにある社会のルールを教えていかなければなりません。学校の勉強もみてあげなくてはなりません。いろいろと教えなければならないことがあるので、親もだれかに子育ての仕方を教えてもらう、アドバイスをもらわないとできません。勉強熱心でまわりからの助けをもらわないとうまくできない。

一人で我流で子育てをしている方は注意が必要です。周囲のヒトからアドバイスをもらい、ヘルプをもらう必要があります。

シングルファザーとなって祖母が子どもを育てているケースや祖父が主体となって子育てをしているケースも見たことがあります。子育てに向かない極端な例ですが、育児放棄で乳児院に預けられるケースもありました。

そこまで行かなくても、放課後は祖父のおうちで勉強したり、学童保育にいったりするお子さんは珍しくありません。

外来でも子育てで無理をしすぎて体調を崩す方、眠れない方の受診は少なくありません。体に異変が起きる前にいろいろな助けを求めることって大切です。

活用できるサービスや親せき、そして夫などいろいろと考えてられます。