三人の男の子の子育てをしている父親として、私が大切にしていることは、自分がイライラしているときに感情にまかせて子供たちに接しないことです。
子供たちが反抗的な態度をとってきたり、うるさく騒いだり、規則を破ったり、ささいなことで喧嘩をしたりすることもありますが、常に冷静に対処するように心がけています。
ただ、子育ての中で思わぬ場面で感情的になってしまうこともあり、そのようなときには後悔することもありました。今でも完璧とは言えませんが、自分の感情状態を認識し、心を落ち着かせることを意識するようにしています。
自分自身が穏やかで安定した心でいることが、子供たちの成長にとっても大切なことです。
感情は、私たちが日々の生活で直面するさまざまな状況に対する反応として表れます。そのため、感情の起伏に苦しむことは誰にでもあることでしょう。
しかしながら、感情をコントロールすることはとても大切です。心の動揺はさまざまなマイナスを生み出します。
ジョセフ・マーフィーは、「感情が運命を大きく左右していることに気づきなさい。感情のコントロールができる人が、人生の勝者です」と主張しています。
自分が今どうしてそのような感情になったのかを冷静に考え、早い段階で自分の感情をコントロールすることが大切です。感情をコントロールすることで、自己制御や冷静な判断ができます。
しかし、感情を完全にコントロールすることはできないとも思っています。時には思いがけない状況や出来事によって感情に振り回されることがあります。だから、感情を抑圧することではなく、その場の自分の感情を認識し、理解し、適切に扱うことが大切です。