子育て

子どもとのコミュニケーションに悩むなら、横からの友達感覚が大切!

「子どもがゲームばかりやって勉強をしない!」とイライラしてしまうお父さんお母さんはいませんか?

ぼくも同じように思ったことがありますが、ある時から考えを改めたので紹介します。子どもに接する際には、上から目線で接するのではなく、横からの友達感覚で接することが重要です。

親は「〇〇しなさい!」「まだ◇◇をやってないの?」という命令的な態度で接していることが多いかと思います。「早くお風呂に入りなさい」とか「早く寝なさい」とか。

ある日、長男とぼくと妻で雑談で盛り上がったことがあったのです。真夜中になってやっと雑談が終わったあとに長男から「もっと雑談をしようよ」と言われて、ハッとしたんです。いつのまにか上からの目線になっていたのかもしれない・・・。

子どもと接するときは、横から友達感覚で雑談をするようにした方が、息子は会話をしてくれるし弾むことがわかったんです。

いま子どもとのコミュニケーションに悩んでいる方は、上から目線で接するのではなく、横からの友達感覚ももってみてはいかがでしょうか?

その理由について、3つのポイントで説明していきます。

【ポイント1】信頼関係を築くため

子どもは、自分に向かって上から目線で接するような大人に対して、反発心を抱いてしまうことがあります。

大人が子どもに対して、横からの友達感覚で接するようにすると、信頼関係を築くことができます。子どもは自分を尊重し、受け入れてくれる大人に対して、自然と心を開いていくものです。

例えば、ある小学生が、先生に何か悩みを打ち明けたいと思っても、先生が上から目線で接してくると、その小学生は打ち明けにくくなってしまいます。

しかし、その先生が、横からの友達感覚で接してくれた場合、その小学生は自分を受け入れてくれる存在だと感じ、打ち明けやすくなるでしょう。

子どもがいろいろといたずらをしていると先回りして注意したくなる気持ちは痛いほどわかります。でもそこはグッとこらえて、同じ目線で話してみたいものです。

【ポイント2】自立心を育むため

上から目線で接すると、子どもは「自分はまだまだダメな子なんだ」という感情を抱いてしまい、自信を失ってしまうことがあります。

一方で、横からの友達感覚で接することで、子どもは自立心を育むことができます。自分で考え、自分で行動することを促すことができるため、自信を持って自己表現をすることができるようになるのです。

例えば、ある保育園児が、ボタン掛けができなくて悩んでいたとします。もし、保育士が「私がやろうか?」と言ってボタンを掛けてしまうと、その保育園児は自分でやる必要性を感じず、自立心を育てることができません。

しかし、保育士が「一緒にやろう」と横からサポートする姿勢を示した場合、保育園児は自分でやることを目指すことができ、自立心を育てることができます。

【ポイント3】コミュニケーション力を伸ばすため

子どもには、自分の気持ちや考えを上手に伝えることが難しい場合があります。しかし、横からの友達感覚で接することで、子どもはコミュニケーション力を伸ばすことができます。

大人と子どもが対等な立場で話すことができるため、子どもは自分の思いを言葉にし、相手に伝えることができるようになります。

例えば、ある中学生が、友達とのトラブルで悩んでいたとします。もし、親が上から目線で「こうすればいい」と指示を出してしまうと、その中学生は自分で解決する力を身につけることができません。

しかし、親が横からの友達感覚で「どうしたいの?」と聞き、話を聞いてくれる場合、中学生は自分で考え、自分で行動する力を身につけることができ、コミュニケーション力を伸ばすことができます。

さいごに

子どもに接する際には、上から目線で接するのではなく、横からの友達感覚で接することが大切です。そうすることによって、信頼関係を築き、自立心を育て、コミュニケーション力を伸ばすことができます。子どもとの関わり方を考える際には、ぜひ参考にしてみてください。

-子育て

おとなとこどもの健康ノートをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む