北海道ではそろそろシラカバ花粉症の季節がやってきます。花粉症は大人だけでなく、子どもにも発症することがあります。
特に、2〜3歳の早い段階で発症することがあるので、注意が必要です。もともとアレルギー体質の子どもは、発症のリスクが高いといわれています。
子どもの花粉症の症状
子どもの花粉症の症状は、大人と同じで三大症状は「鼻水、鼻づまり、くしゃみ」です。
症状が続くと集中力の低下につながり、遊びや勉強に影響を及ぼしたり、睡眠の妨げになったりします。
子どもは自分から症状を訴えることができないこともあるため、周りの大人が気が付いてあげることが大切です。発見して可能な限り早く対処をしてあげることで症状が緩和されます。
花粉をさける
まずは花粉を避けることが大切です。
花粉が多い日は外出を避け、天気予報を確認して対策をしましょう。
花粉が多くなるのは、雨上がり、朝と夕方です。風が強い日は窓を開ける際も注意が必要です。
外出時は花粉のつかない服を選び、マスク、眼鏡などで予防することも大切です。表面がつるつるしている方がつきにくいため、服を選ぶ際には注意してください。
また、家に入る際には身体を払って花粉を家の中に持ち込ませないようにしましょう。
花粉症の予防には、家の中の掃除も欠かせません。掃除機をかける際には、HEPAフィルター付きの掃除機を使うことをおすすめします。
また、窓を開けて換気する際には、フィルターを取り付けた換気扇を使用するとより効果的です。
花粉症の治療
治療薬は始め方が大切です。
おすすめのタイミングは、花粉飛散予測日の2週間ほど前や、症状が出始めてすぐです。
前もってお薬の準備をしておくことが大切です。治療方法には、抗ヒスタミン剤、点眼薬、鼻スプレーなどがあります。
子どもの体調管理も大切な治療
また、子どもの体調管理が大切です。食事や睡眠などの生活習慣を整えましょう。
睡眠不足は免疫力を低下させるため、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。
また、ストレスも免疫力を低下させる要因の一つです。子どものストレスを軽減するために、適度な運動や遊びを取り入れることも大切です。
さいごに
花粉症は子どもであっても発症する可能性があります。早期発見、早期対処が大切です。
花粉を避けること、適切な治療、子どもの体調管理、家の掃除などを行い、花粉症の予防に努めましょう。
子どもの健康と快適な生活を送るために、花粉症について正しい知識を持ち、適切な対処をすることが大切です。