自分の子どもに対してイライラしちゃうことはありますよね。
子どもが遅れて起きたり、服装や歯磨きなどの準備に時間がかかるとき。子どもが食事に対して好き嫌いが激しく、偏食であるとき。子どもが親の話を聞かない、言われたことを実行しないとき。
なぜイライラしてしまうかというと、たぶん、親が勝手に子どもに期待をするからだと思います。
自分の子供であっても、その子供が持つ考えや気持ちを変えることができません。
子供たちは独自の人格と意見を持っているため、親が強制的に彼らを変えることはできません。
そんな簡単(?)な結論に3人目の子どもを育てていて気がついたので紹介します。
子どもの個性や好みを尊重することの大切さ
長男、次男を育てていたころは小さい子どもであれば、親が教えたらそれに従うだろう。幼稚園までなら大丈夫だろうと考えていました。
でも、いま思い返してみるといろいろな場面で食い違いがありました。
長男を生まれて初めて動物園に連れていったときは、「きっと喜んでくれるはずだ!」と期待していたのですが、まったくダメ。3歳の長男は動物園中をほぼすべてダッシュして完走しました。もちろん動物なんて見てる余裕はありません。
以前にも紹介しましたが、塾に入れた長男は続けることはできませんでした。
そう、親は子どもの言いなりではありません。たぶん幼少期から従わせることなんてできないんです。
親が子どもに望むことと子ども自身の好みが食い違っても、子どもたちが自分自身の選んだ道に従うことが重要です。親は、子どもたちの選択を理解し、受け入れることが大切です。
子どもの興味と好奇心を促進するために親ができること
親は、子どもが持つ考え方や気持ちを変えることはできませんが、子どもたちに影響を与えることができます。
例えば、親が良い例を示したり、子どもたちの才能や興味を尊重したり、子どもたちと対話することで、彼らの考えや気持ちに影響を与えることができます。
ぼくは、子どもの前で自分が楽しいと思う体験を共有するようにしています。山にサイクリングに行ったり、近所を散歩したり、ちょっと小難しい経済関係のYoutube動画を見たり、ドライブに連れていったり。
子どもは親が行って楽しいところになんて行きたくないでしょう。山でサイクリングなんて疲れるだけです。きっと「トーマスランド」に行きたかったはずです。
でも、親である自分が心から楽しめることを子どもにも体験して欲しいと切望しています。
子どもが何か熱中するってことは少ないと思います。何かにちょっとはまっても翌日には見向きもしなくなります。
ぼくの子どもは納豆ご飯にはまっていたことがありましたが、あるときを境に納豆に見向きもしなくなりました。
だから、子どもは何に熱中するとか何を好きになるとかを別にして、とにかく何か興味をもつとか好奇心をもつ、楽しむってことが大切です。
見た目にはぜんぜん面白くなさそうなことであってもそれを楽しんでいるヒトを見たら、子どもは興味を持つかもしれません。
興味をもつと、いつか自分でもやってみようかってなるかもしれません。
さいごに
親はその子供が持つ考えや気持ちを変えることができませんが、彼らの考えや気持ちに影響を与えることができます。
子供たちは独自の人格と意見を持っているので、それを尊重し、彼らの成長や発展を促すことが大切です。