子どもの成長と学習は驚異的なものです。しかし、スキル習得には時間と努力が必要です。
今日は、一貫性、時間、投資の三つの観点から、子どものスキルアップについて考えてみました。
うちの子どもは幼少期から器械体操を習っていました。そして、夏休みの時にだけ水泳を習っていたのです。
水泳はスポーツクラブのインストインストラクターが一週間くらいみっちり教えてくれます。
「これは泳げるようになるでしょう!」と期待していました。。。
器械体操はメキメキと上達するのに、なかなか泳げるようにはならず、毎年、溺れにいっているような状況でした。
ある時に決心して水泳も定期的に通うようにしたところ割とすぐに泳げるようになったのです。
スキルアップの鍵
一貫性、時間、投資のいずれかが欠けるとスキル習得に時間がかかると思います。
言ってみると当たり前のことですが、なんらかのスキルをそこそこまで身に着けることの大変さを当時の私たち夫婦は冷静に考えていませんでした。
一貫性がスキルアップの鍵
うちの子どもたちは器械体操を定期的に練習することでどんどんとできる手技が増えていきました。これは、一貫性があったからこそだと思います。
一貫性があれば、継続的にスキルを磨くことができます。
それに比べ、水泳を夏休みだけで行った場合には、長期的なスキルアップはできませんでした。
子どもの場合にモチベーションをいかに保つかが大変です。子どもは基本的に天の邪鬼です。
頑張るように励ませば励ますほど頑張らない。
「もう止めちゃいなさい!」って言ったら、「いや、続ける」って言ってみたり。
親が感情を伴って子どもに強く話すと反対に動くことが多いので、感情を交えずに冷静に対応するようにするようにしてました。
また、子ども自身が興味ややりがいを感じる目標を一緒に考えたり、友達目線で「水泳の調子どう?」って感じでコミュニケーションをとるように心がけました。
どこのご家庭でもやっているかもしれませんが、100円ショップのおもちゃやマクドナルドでつることは欠かせませんね。
時間の投下
新しいスキルを習得するにはやっぱり時間が必要です。すぐに結果が出ないことに焦る必要はありません。
我慢して続ければ、必ず上達していきます。
「継続は力なり」とはまさにこのことで、夏休みに連日まとめて練習し、一年間は泳ぐ練習をしないということではスキルは身に付きませんでした。
子どもは、体験を重ねることで、体はそのスキルを自然と身につけ、発展させていきます。
お金の投資
能力向上のためには、時間とお金の両方を投資することが必要です。
大きな投資を一度に行うのは難しいかもしれませんが、習い事の初期から定期的に少しずつ投資することで、長期的には大きな成果を得られます。
わが子での例では夏休みの単発の講習会はあまり有効ではありせんでした。新たなスキルをしっかりと身に着けようとするなら、特に習いたて当初はしっかりと課金して通わせるべきだったと反省しています。
まとめ
新しいスキルを習得するためには、一貫性、時間、そして投資が必要です。
すぐに結果が出ないと感じても、この三つの要素を持つことで、少しずつでも確実にスキルアップすることが可能です。
子どもに対しては、焦らず、着実に成長するための環境を提供してあげることが大切です。