熱中症による悲しい出来事が報じられました。道内の小学校で、2年生の女の子が体育の授業後に熱中症の疑いで倒れ、その後亡くなったとのことです。当日の最高気温が33.5℃であり、これは統計開始以来の最高気温だったと報じられています。
熱中症予防、特に子供たちの健康と安全を守るためにも、適切な対策が重要です。
昭和世代の私は、子どものころにはそれほど暑くなることもなく、エアコンもなしで北海道で過ごせましたが、今は完全に別世界だと感じる必要があります。
いつでもどこでも、熱中症予防が大切
いつでもどこでも、だれでも条件次第で熱中症にかかる危険性がありますが、正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。
特に初夏や梅雨明け、8月の夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに急に気温が上がるときには注意が必要です。夏休み中はあまり外出せずにクーラーで涼んでいたのなら、無理をせずに徐々に体を慣らすことが大切です。
シーズンを通して体づくりを
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体を作ることが大切です。
初夏から適度な運動を心掛け、適切な食事と十分な睡眠を取ることを意識しましょう。寝不足は体調を崩し、熱中症に対する抵抗力を下げることがあります。
水分補給もこまめに行いましょう。水分だけでなく、適度な塩分も摂ることを忘れずに。睡眠環境も整え、丈夫な体を作りましょう。
日々の生活の中で工夫を
暑さは日常の工夫や心掛けで和らげることができます。室内の温度を快適に保ち、衣服の選択にも注意しましょう。
日差しを避けることや日よけを使用することも大切です。短い距離でも公共交通機関を利用するといった手段もあります。
自分の環境の気温や湿度を意識し、熱中症の危険度に敏感になりましょう。
特に注意が必要なシーンで身を守る
スポーツや作業時には熱中症の危険から身を守るためのアクションが必要です。
飲み物を持ち歩いてこまめに水分補給し、休憩を取ることを忘れずに。熱中症指数を確認し、自分の体調に合わせた対策をとりましょう。身の回りの人にも声をかけ、ペットボトルでの水分補給も忘れずに行いましょう。
さいごに
熱中症を予防するために、気温や湿度、自分の体調を意識することが大切です。水分補給や塩分補給、休憩をこまめに取ることを心掛けましょう。体を丈夫にするためにバランスの良い食事や睡眠も大切です。
今回の教訓を絶対に活かして熱中症を予防しなければなりません。
