こんにちは!みなさん、子育て頑張ってますか?
子どもは、時として予想に反する行動を見せることがあります。さて、子どもが急に宿題をやりたくないと言い出した時、みなさんはどう感じますか?「なぜ急に?」と首を傾げること、ありますよね。私もそうでした。
私たち大人は、経験を元に事象を解釈するクセがあります。これが子育ての中での「思い込みの落とし穴」となることもあります。
解釈の背後にあるもの
私たちが感じることは、実は過去の経験や信じていることに影響されています。
子どもが友達との関係で何か悩んでいるのでは、学校に興味を失ってきたのでは、とすぐに考えがちです。
しかし、子どもの心の中はもっとシンプルです。例えば、「今日は公園でたくさん遊んで疲れたから」や「お腹が空いているから」など、我々大人が考えることよりも直接的な理由が多いのです。
子育ての中での事実と解釈
子供の行動や言葉の背後には、私たちが抱いている「解釈」よりも「事実」が存在しています。
たとえば、子供が「今日、友だちと喧嘩した」と言ったとき、私たち大人は「ああ、友だちとの関係がうまくいっていないのか」と心配になることがあります。
しかし、子どもにとって、その喧嘩はその日の一時的な出来事で、次の日にはもう仲直りしているかもしれません。子どもたちは今の感情や状況に即座に反応します。
思い込みの落とし穴を避けるために
大切なのは、私たち大人が自分の経験や先入観にとらわれず、まず子どもの言葉や行動を真摯に受け止めることです。
「今日の喧嘩でどう感じたの?」や「その後、どうなったの?」と質問し、子どもの実際の状況や感じていることを理解しましょう。
また、子どもたちには感情を言葉にするのが難しいことがあります。そんなときは、親として感情の言葉を提供し、彼らが自分の気持ちを表現しやすくする手助けをすることが大切です。
例えば、子どもが怒りや悲しみ、興奮などの感情を体験している時、親は「怒ってるのかな?」、「悲しい気持ちになったの?」、「とっても楽しかった?」といった質問や言葉を使って、子どもが自分の感情を確認し、それを適切に表現する助けとなることができます。
さいごに
子育ての中での「思い込みの落とし穴」は誰しもが陥りやすいものです。
しかし、その解釈が必ずしも正しいわけではないので、私たち大人は子どもの声に耳を傾け、感じることを尊重し、「真実」を追求する努力をしましょう。そして、解釈するのは少し距離をおいてからにしましょう。