雑談

「事実」と「解釈」:日常での認識の違い

こんにちは、みなさん。

昨日に続き、「事実」と「解釈」についてさらに考えてみました。

子どもの心を理解する:大人の解釈の落とし穴

最近、私がクリニックの運営をしている中で、面白い経験をしました。クリニックの運営には多くの方々のサポートが欠かせません。ところが、時々業者さんに少し難しいお願いをして、返事が遅くなることがあったのです。その際、私は「あれ?私の要望が面倒だったのだろうか?」と感じることがありました。

しかし、実際に業者さんと話をしてみると、他に忙しい仕事があっただけだったのです。

そこで気づいたことは、とてもシンプルながら、「事実」と「解釈」をきちんと分けて考えることの重要性でした。

「事実」と「解釈」

私たちの日常は様々な出来事で満ちています。その多くの出来事に対して私たちが持つ感じや考え方は、「解釈」に基づいています。

例えば、友人が自分のことを避けているように感じた場合、それが「友人が私を避けている」という事実なのか、それともただの「解釈」なのか、確かめることなくは分からないのです。

要するに、私たちが感じる不安や疑問は、必ずしも事実に基づいているわけではありません。それは、その出来事の解釈の仕方によって変わってくるのです。同じ出来事でも、人それぞれの解釈が異なるため、受け取り方も異なるのです。

では、どうしたら良いのでしょうか?

事実をしっかりと確認し、その上で自分の解釈や感じることには距離を持つことが大切です。

直感や感じることも重要ですが、それを即座に事実と捉えるのではなく、関わる人としっかりとコミュニケーションをとることが求められます。そうすることで、真の意図や事実を知ることができるのです。また、過度な解釈は自分を不安にさせ、行動を制限することもあるので注意が必要です。

さいごに

私たちの日常は事実と解釈で構成されています。しかし、それらを混同せず、解釈に対しては一歩引いて考え、事実をしっかりと受け止めることで、もっと豊かな人間関係を築くことができると思います。

何よりも、解釈をそのまま事実と決めつけないことが、この経験を通して再確認できました。

-雑談

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