こんにちは!私は昭和生まれ、北海道の名寄市出身です。小さな田舎町で育った私は、地元の高校卒業まで特別な進路選択を考えたことはありませんでした。
自分の子どもを見て感じることがあります。都会の子たちは選択肢が多いのだな、と。しかし、今日は、これまで考えたことのなかった進路、通信制高校の魅力について語りたいと思います。
【調査】 通信制高校はやりたいことに時間を使える? 通信制高校のイメージを年代別300名に調査
通信制高校の生徒数は増加傾向
昔の私たちからすると、「通信制高校って、何?」という印象があるかもしれません。でも、最近は通信制高校が大変注目されています。N高を知っていますか?フィギュアスケート選手の紀平梨花さんもその出身です。
通信制高校の生徒数は2000年代に入り18万人程度で推移していました。学びの自由度の高さもあり、2015年度から毎年増え続け、2022年度には約24万人に達しました。特に、コロナ禍で学校が休校する事態にもなった2019年度以降は4万人も急増。ニーズの高まりや多様化に応じて、学校数も増加し、多様な学び方ができるようになりました。
文部科学省「学校基本調査」によると、2022年(令和4年)の通信制高校に通う生徒の割合は高校生全体の約7.5%。つまり、約13人に1人が通信制高校を選ぶ時代となっているのです。この数字には驚きました!
通信制高校の魅力
では、通信制高校のどこが魅力なのでしょう?
自宅学習の経験
コロナ禍での自宅学習の経験から、学校の壁を超えた学びの楽しさや効果を実感する生徒が増えているようです。通学に要する時間やが学習意外の煩わしさがあるのかもしれません。
不登校のサポート
通信制高校では、不登校のお子さんが少なくないようです。その不登校の子たちに対して心のケアやカウンセリングを含む手厚いサポートを提供しています。これにより、学校に通うことが難しい生徒も、自宅でしっかりと教育を受けることができます。
自分のペースで学べる
学習の進め方は自分次第。他の生徒との進度を気にすることなく、自分の理解度や興味に合わせてカリキュラムを進めることができます。
夢を追い続けられる
通常の高校とは違い、授業時間や学校生活に縛られることなく、自分の夢に向かって専念することができます。これにより、アスリートや芸能人を目指す生徒も学業との両立が可能となります。
新しい知識と技術
通信制高校には、一般的な高校にはない様々な専門コースが設置されています。イラスト、声優、美容、ネイルなど、特定の分野でのスキルアップを目指す生徒には大変魅力的です。
大学に進学したい方への進学コースを設けている学校があるようです。
通学コースも存在
完全に通信制の授業だと、人との交流が少なくなる可能性があります。親としては心配になります。
しかし、多くの通信制高校では、一定の日数だけ学校に通うことができる通学コースが設けられています。これにより、グループ学習や友人との交流も楽しむことができます。
まとめ
私も、通信制高校の存在とその魅力、最近の入学者数に驚きました。
親としては、周囲に流されずにポジティブな気持ちで進路を選択してほしいですよね。
多様性を受け入れ、一人一人の個性や夢を大切にするその姿勢が素晴らしいと思います。今の時代、自分らしさを大切にしつつ、新しい知識や経験を積むことができる場所。それが、通信制高校なのかもしれません。