🔄 最終更新日: 2026年4月30日
📅 2023年9月27日 (2年以上前に公開)

夜中に赤ちゃんが鼻づまりで苦しそう…そんな経験はありませんか?特に生後2〜3か月の頃は、予防接種で初めて受診されるママからも「鼻がつまっているみたいで心配」というご相談をよくいただきます。
赤ちゃんは鼻呼吸が基本のため、鼻がつまると授乳や睡眠にも影響が出やすく、ママにとっても心配のタネになりがちです。でも、おうちでできるケアをいくつか知っておくだけで、ずいぶん楽にしてあげることができます。
この記事では、赤ちゃんの鼻づまりを和らげるための4つのおうちケアと、受診の目安をご紹介します。
もくじ
① 加湿器で部屋の湿度を整える
乾燥した空気は鼻の粘膜を刺激し、鼻水をねばっこくして詰まりやすくします。加湿器を使って室内の湿度を50〜60%に保つことで、鼻の通りが改善しやすくなります。
特に北海道の冬は暖房による乾燥が厳しいため、加湿器は必須アイテムです。湿度計を一緒に置いておくと管理が楽になります。赤ちゃんの顔に直接蒸気が当たらない位置に置くよう注意しましょう。なお、冬に鼻水・くしゃみが増える理由についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
② 鼻水を優しく取り除く
鼻水をそのままにしておくと固まって鼻づまりの原因になります。柔らかい綿棒や手動のスポイト型吸引器で、鼻の入り口付近を丁寧に拭き取りましょう。
市販の電動鼻吸い器は短時間で吸引でき、赤ちゃんへの負担が少ないためおすすめです。ただし強く吸いすぎると粘膜を傷つけることがあるため、優しく使うことが大切です。鼻水がやわらかくなったタイミングで行うとより効果的です(おすすめのタイミングは③をご覧ください)。電動鼻吸い器の選び方や使い方のコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
③ お風呂の湯気を活用する
お風呂の湯気を吸うことで、鼻の粘膜が潤い、固まった鼻水がやわらかくなります。入浴後は鼻水が出やすくなるため、鼻のケアをするベストタイミングです。
体調が優れず入浴できない日は、洗面器にお湯を張ってそばに座らせて湯気を吸わせたり、蒸しタオルを鼻の近くにそっと当てる方法も効果的です。
④ 寝るときの姿勢を工夫する
仰向けに寝ると鼻水が喉の奥に流れやすく、鼻づまりが悪化することがあります。そんなときは、薄くたたんだタオルを背中の下にそっと挟んで上半身をわずかに高くした姿勢にしてあげると、鼻の通りが楽になりやすいです。
安全に行うためのポイントは2つです。タオルは薄めにして頭が過度に上がりすぎないようにすること、そして必ず仰向けの状態を保つことです。うつぶせ寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクがあるため避けてください。赤ちゃんが寝ている間は定期的に様子を確認しましょう。
こんな症状があれば受診を
おうちケアを続けても改善しない場合や、以下の症状がひとつでも当てはまる場合は、早めにご相談ください。
- ミルク・母乳の飲む量が普段より明らかに減っている
- 咳が続いている、または悪化している
- 呼吸が速い・苦しそう・肩で息をしている
- 38℃以上の発熱が続いている
- 機嫌が悪く、ぐったりしている
赤ちゃんは症状を言葉で伝えられません。「いつもと違う」と感じたら、遠慮なくご相談ください。


