こんにちは！今日は、私たちの健康を守る大切な話をしようと思います。
それは、「HPVワクチン」について。特に、小学校高学年から中学生の女の子たちに、この話はとても重要です！
HPVって何？
HPVとは、「ヒトパピローマウイルス」の略称で、世界中で非常に多くの人が感染しているウイルスです。
HPVには100種類以上のタイプがあり、そのうちいくつかは、将来的に子宮頸がんの原因になることがあります。
子宮頸がんのほとんどは、HPVの感染が原因であることが分かっています。現在日本では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2800人の方が死亡しています。
でも心配しないください！このウイルスから私たちを守る強い味方がいるんです。それが、「HPVワクチン」です。
なぜ早めに接種が必要なの？
HPVワクチンは、性感染症であるHPVを予防するためのものです。性行為を通じてHPVに感染するリスクがあるため、初めて性行為を持つ前に接種を完了しておくと、感染する可能性を大幅に減らすことができます。
「でも、まだそんな大人のことは考えられないよ！」と思うかもしれませんね。それでも、このワクチンは早い段階で受けるほど、あなたの体を守る力が強くなるんです。
実は、小学校高学年や中学生の時期が、ワクチンを受けるのに最適なんですよ。
接種するとどうなるの？
HPVワクチンを受けると、最も一般的な子宮頸がんの原因となるHPVタイプに対する強い免疫を身につけることができます。
ワクチンは通常、2回または3回の接種で完了します。
痛みは少しありますが、数秒で終わりますし、その後のあなたの健康を守るためにはとても価値のあることです。
どこで接種できるの？
HPVワクチンは内科、小児科、婦人科で実施しております。中にはHPVワクチンを実施していないクリニックもあるのでお近くのクリニックのHPを確認して保護者の方と一緒に、どこで接種するか話し合ってみてくださいね。当クリニックでも接種可能です。
大切なのは、あなた自身の体を守ること。HPVワクチンは、将来の健康を守るための一歩として、とても重要な選択です。不安や疑問があれば、保護者の方や学校の先生、医師に相談してみてください。
健康は、これからの人生で最も大切な宝物の一つ。今、できることから始めてみましょう！
