運動会のシーズンですね。我が家の次男が小学6年生で最後の運動会でした。
息子が、挫折や失敗に遭遇したときにどう立ち向かうべきかを教えてくれたので紹介します。
最下位からの成長と前向きな心-息子の運動会の一場面
子供たちの中には、自然と足が速い子供がいます。実は私の息子も例外ではありません。彼は毎年運動会での走り足で5連勝を遂げ、6年生の最後の運動会でも夫婦そろって素晴らしいパフォーマンスをしてくれるに違いないと期待が高まっていました。
運動会の直前には友達と徒競走の練習をしていました。
しかし、その期待は最終的に彼が最下位でフィニッシュするという形で終わりしました。それは彼がスタートで出遅れ、最終的に最速の子供たちと競う最終2組になるという厳しい状況だったからです。
運動会後、彼の落ち込んだ顔を見るのを覚悟していました。
だが、彼の口から出た言葉は私の心を打つものでした。
「順位は最下位だったけど、最終2組で走れて良かった」
彼の言葉は私の心に深く響き、目の前の小さな男の子の成熟さと前向きな心に感動しました。
結果よりも過程と学びの喜び―息子の運動会での最下位経験
彼のこの出来事から、私は多くのことを学びました。
結果よりも過程が大切
私の息子はレースで最下位になりましたが、それよりも自分が最終の2組で走ることができたという経験を喜びました。
結果にとらわれることなく、過程を大切にすることは、今後の人生の局面で大切です。
失敗から学ぶということ。
失敗は必ずしも否定的なことではありません。
それは学ぶ機会であり、自分を成長させるきっかけです。彼は失敗を恐れず、むしろそれを学びの機会ととらえていました。
ポジティブなマインドセット
彼の前向きな態度は、困難に直面したときにも前向きに物事を捉えることを教えてくれます。
さいごに
運動会で最下位となった彼の経験は、彼の未来を形成する貴重な糧となります。
この体験は彼にとって、競争だけでなく、生活全般における彼の挑戦、困難、そして成功に影響を与える可能性があります。
むしろ最下位で良かったのかもしれないと思います。
彼の逞しさと前向きなマインドセットは、挫折や失敗に遭遇したときにどのように立ち向かうべきかを示しています。
成功とは必ずしも勝つことではなく、それはむしろ自己の成長と進歩、そして自分が持っている能力を最大限に引き出すことにあります。