みなさんのご家庭では、お子さんに「将来、どうなりたい?何をしたい?」と尋ねたとき、どのような返答を受けますか?
我が家の息子に同じ質問をすると、たいていは「わからない」という答えが返ってきます。これは私たちの家だけの話ではないですよね。
この「わからない」という答え、実はとても貴重なスタートラインだと信じています。なぜなら、それは子供たちがまだ自分の「やりたいこと」を見つけていないだけで、決して「やりたいことがない」というわけではないからです。「やりたいことがない」なんて大嘘だと思います。
実のところ、「やりたいことが見つからない」と感じるのは、私たちが行動を起こす機会が少なかったり、新しいことに挑戦する勇気がなかったりするためです。しかし、やりたいことは、探し出すものではなく、動き回っているうちに自然と手の中に飛び込んでくるものなのです。
そこで重要なのは、子供たちが様々なことに挑戦する機会を持つこと。適性や得失を考えず、何でも試してみる心構えが大切だと思います。スポーツ、音楽、絵を描くこと…興味の赴くままに挑戦することで、やりたいことが見えてくるはずです。
「やりたいことが見つからない」というのは、実は「見つけられないふり」をしているだけかもしれません。新しい一歩を踏み出すことへの恐れが、私たちを静止させていると思います。しかし、一歩を踏み出す勇気が、やりたいことを引き寄せます。
私たち親は、子供たちが新しいことに挑戦し、失敗を恐れずに前に進むことを支援する役割があります。その過程で、子供たち自身が本当に心から望む「やりたいこと」をきっと見つけ出すと信じています。
まだ、我が家の息子はまだまだ小さいので正解はわかりませんが、親としては様々な経験を提供し、サポートすることが重要だと考えています。