日々の疲れを取るため、私たちは夜になるとベッドに入り、ぐっすりと眠りたいと思いますよね。しかし、その睡眠が逆に健康を害している可能性があることを知っていますか?
特に、一人暮らしをしている方や、家族がいても別の部屋で寝ている方は、自分がいびきをかいていることや、夜間に呼吸が止まってしまうことに気づかないかもしれません。
今回は、睡眠時無呼吸症候群について、そのリスクと検査の重要性についてご紹介します。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まったり浅くなったりすることを繰り返す病気です。
これにより、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力の低下、最悪の場合は心臓病や脳卒中のリスクを高めることがあります。
なぜ気づかれにくいのか
特に単身者や家族がいても一人で寝ている人は、自分のいびきや呼吸が止まっていることに気づきにくいです。
また、睡眠時無呼吸症候群は徐々に悪化することがあり、年齢と共に症状が顕著になることも。
しかし、多くの人がその重要性に気づかず、無自覚のまま過ごしています。
何よりも大切なのは、まず自分がこの病気に該当するかどうかを知ることです。
検査を受けるべきですか?
以下のような症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- 激しいいびき
- 睡眠中の呼吸が何度も止まる
- 日中の強い眠気
- 朝の頭痛
これらの症状が見られる場合は、医療機関で検査を受けることをお勧めします。当クリニックでも検査を実施可能です。
まとめ
睡眠は私たちの生活において非常に重要な役割を果たします。
しかし、その睡眠が睡眠時無呼吸症候群によって質が落ちているなら、それはただの休息ではなく、健康を害する原因にもなりかねません。
今回ご紹介した内容に少しでも当てはまると感じたなら、ぜひ医療機関で検査を受けてみてください。早期発見、早期治療で、より健康な毎日を手に入れましょう。