おとなの病気

体を鍛えること、メンテナンスはとても大切

私はこれまで何度か風邪をひいたり、新型コロナウイルスが流行した際には肺炎で入院した経験があります。幸いにも今までに大きな病気には至らなかったものの、職業柄、病気に苦しむ多くの人々を目の当たりにしてきました。そのため、健康のありがたみを深く感じています。

今回は日頃から感じていることを共有したいと思います。

多くの人が定期的に健康診断を受けていますが、その際に「血圧が高い」「血糖値が高い」「脂質異常がある」と指摘された経験がある方も多いでしょう。そのような状況になると、多くの方が薬やサプリメントに頼ることを選びがちです。

しかし、生活習慣病を改善するための最もコストパフォーマンスの良い方法は、食事と運動です。クリニックでの通院や薬物治療を受けるよりも、自分の生活習慣を見直し、運動を取り入れることが、時間的にも経済的にもずっと良い選択です。もちろん、個々の事情により食事や運動が難しい場合もありますが、できる限り自身で改善を試みることがお勧めです。

季節が暖かくなりつつありますが、急に激しい運動を始める必要はありません。近所を散歩したり、普段の通勤で一駅歩いてみるなど、小さな一歩から始めることが大切です。これらは、健康で長生きするために非常に重要なステップです。

健康は一朝一夕に築かれるものではありません。日々の小さな積み重ねが、将来的に大きな差となるのです。若いころは体力があるため、活動的であることが多いですが、40代、50代になると体力や健康の個人差が顕著に現れ始めます。若い方であっても運動を取り入れることは、長い目で見たときにとても重要です。

皆さんも、日常生活の中で少しずつでも良いので、健康に向けたステップを踏み出してみてはいかがでしょうか。

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