
こんにちは。
札幌市南22条おとなとこどものクリニックです。
2026年の春、北海道ではシラカバ花粉が例年の2倍以上飛ぶと予測されています。
「今年はちょっと覚悟が必要だな」と感じている方も多いはず。
でも、大丈夫です。
花粉症は事前の準備で、つらさをかなり減らせる症状です。
この記事では、
2026年の北海道の花粉シーズンをできるだけ楽に乗り切るために、
今から知っておきたいポイントをまとめました。
目次
1.【2026年版】北海道のシラカバ花粉予測:記録的な大量飛散のおそれ

2026年 春の花粉飛散予測(第3報)
1-1. 札幌の飛散量予測
2026年春のシラカバ花粉は「非常に多い」
- 札幌:非常に多い
- 全体:例年の2倍以上という深刻な予測
- 道民の皆さまにとって厳しい春になる可能性
なぜこんなに多いのか?
- 2025年夏が高温・日照時間が長かった
- 花粉を作る雄花の成長に適した気象条件
- 道内の多くの地域で影響
1-2. 「北海道は花粉症と無縁」はもう昔の話
よくある誤解
「北海道はスギがないから花粉症とは無縁」
→ これはもう過去の話です。
北海道の花粉症の真実
- 本州でスギ花粉シーズンが終わる頃
- 北海道では「シラカバ花粉」のシーズンが本格化
- 雪解け後の5月〜6月が飛散のピーク
こんな症状がある方は要注意
- 5〜6月に鼻水が出る
- 鼻づまりが続く
- 目のかゆみがある
- くしゃみが止まらない
→ シラカバ花粉症の可能性があります
1-3. シラカバ花粉の飛散開始時期
地域別の飛散時期
- 道南:4月中旬〜下旬
- 札幌周辺:4月下旬〜5月上旬
- 道北:5月上旬〜中旬
- ピーク:5月〜6月
2026年は特に注意
- 例年の2倍以上の飛散予測
- 例年は症状が軽い方も油断禁物
- 早めの対策が必要
2. なぜ早めの対策が重要なのか?「準備が9割」の真意
よくある間違い
「症状が出たら薬を飲めばいい」
→ この考え方が花粉シーズンを辛くする原因かもしれません
2-1. 「初期療法」とは?
Q. 花粉症の薬はいつから飲み始めるのがベストですか?
A. 飛散開始の2週間前〜1ヶ月前から
- これを「初期療法」と呼びます
- シラカバ花粉の場合:4月上旬〜中旬から
- 5月〜6月のピーク時の症状を軽くできます
初期療法の効果
- 症状が出る前から服用
- アレルギー反応が本格化するのを防ぐ
- ピーク時の症状を軽減
軽くなる症状
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
2-2. なぜ「症状が出てから」では遅いのか?
- 飛散開始前から微量の花粉は飛んでいる
- 症状を感じた時点で体内では炎症が進行
例えで見ると
- 症状が出てから:鎮火作業
- 初期療法:防火処理
特に早めの対策が必要な方
- 毎年症状が強い
- 大量飛散年
- 3月末〜4月上旬からの開始がおすすめ
3.【実践編】2026年の大量飛散を乗り切る「2つの構え」
構え①:飛散開始1ヶ月前からの早期治療
- 本格飛散:4月下旬
- 治療開始:3月末〜4月上旬
- 症状がない時期こそ準備
オンライン診療が便利
- 初診からオンライン診療可能
- 自宅で完結
- 処方箋は近くの薬局で受け取り
構え②:飛散量に合わせた治療の調整
- 例年の2倍以上
- 前年と同じ治療では不十分なことも
症状別の例
- 鼻づまり:点鼻薬や追加治療
- 目のかゆみ:点眼薬
- 眠気:薬の変更
5. 当クリニックでできること
- オンライン診療対応
- 早期治療の相談
- お子さまの花粉症対応
- アレルギー検査
6. まとめ:早めの準備で、2026年の春を快適に
- 2026年は大量飛散予測
- 早めの初期療法がカギ
- 3月末〜4月上旬から治療開始
早めの準備で、つらい花粉の季節を少しでも快適に。
【この記事を書いた医師】
南22条おとなとこどものクリニック 院長
小林 俊幸
小児科・総合内科
この記事は、札幌市で日常診療を行っている医師が、
診察室でよく受ける質問をもとに執筆しています。
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