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症状が出る前が勝負 2026年シラカバ花粉

2026年の北海道では、シラカバ花粉の飛散量が例年より大幅に多いと予測されています。
毎年つらい思いをしている方、そして花粉症のお子さんを育てているご家庭にとって、今年の春は「準備」がとても大切です。

その準備の中で、特に知っておいていただきたいのが 初期治療(初期療法) です。

2026年のシラカバ花粉、今年は要注意

【花粉の種類について】北海道はシラカバ、その他はスギ・ヒノキ花粉の飛散量を表します。

北海道では、夏の気象条件の影響を受けて、翌年春のシラカバ花粉量が左右されます。
2025年夏はシラカバの雄花が育ちやすい条件が重なり、2026年春は花粉が非常に多く飛ぶと予測されています。

今年のシラカバ、量がバグってます

「毎年なんとなく我慢している」
「症状が出てから薬を飲んでいる」

こうした方ほど、今年はつらさが強く出る可能性があります。

初期治療とは?花粉症をラクにする考え方

初期治療は「症状が出る前」から始める治療です

初期治療とは、花粉が本格的に飛び始める前から薬を使い始める治療のことです。
「くしゃみや鼻水が出てから」ではなく、「出る前」から体を守るイメージです。

なぜ症状が出現前に治療するの?

花粉症は、花粉が体に入るたびに少しずつ炎症が積み重なっていく病気です。
症状がはっきり出た時点では、鼻や目の中ではすでに炎症が強くなっています。

初期治療では、この炎症が強くなる前にブレーキをかけることができます。

結果として
・症状が出にくくなる
・出ても軽く済む
・ピーク時も薬が効きやすい

といったメリットがあります。

初期治療を行うと、こんな違いが出ます

「毎年つらい春」から「コントロールできる春」へ

初期治療を行った方からは、こんな声をよく聞きます。

・ピーク時でも仕事や学校がいつもより楽
・鼻づまりで眠れない日が減った
・目のかゆみが軽く、集中できる
・薬を追加しなくて済んだ

花粉の量そのものは変えられませんが、体の反応はコントロールできます

お子さんの花粉症こそ、初期治療が大切な理由

子どもは「我慢している」ことが多い

お子さんは
・鼻水が出ても言葉にしない
・目をこすってしまう
・集中力が落ちている

など、大人より症状を表現できないことがあります。

初期治療を行うことで、
・授業や園生活に集中しやすくなる
・夜ぐっすり眠れる
・中耳炎や副鼻腔炎のリスクを減らせる

といったメリットがあります。

2026年、いつから治療を始めるのが良い?

北海道のシラカバ花粉は「4月下旬〜5月」がピーク

札幌周辺では、シラカバ花粉の飛散開始は4月下旬ごろが目安です。
初期治療は、その 1〜2週間以上前 に始めるのが理想です。

つまり
3月末〜4月上旬 が、治療開始のベストタイミングになります。

南22条おとなとこどものクリニックでできること

当院では
・大人の花粉症
・お子さんの花粉症
どちらも診療しています。

症状や生活スタイルに合わせて
・内服薬
・点鼻薬
・点眼薬

を組み合わせ、無理のない治療を一緒に考えます。

「毎年同じ薬でいいのかな?」
「子どもに合う薬が分からない」

そんな疑問も、遠慮なくご相談ください。

まとめ:今年の春をラクにする一番の近道

2026年のシラカバ花粉は、例年以上に厳しいシーズンになりそうです。
だからこそ、

症状が出てからではなく、出る前から対策すること

これが、春を少しでも快適に過ごす一番の近道です。

「今年こそは楽に過ごしたい」
「子どもをつらい思いをさせたくない」

そう思ったタイミングが、初期治療の始めどきです。

【この記事を書いた医師】
南22条おとなとこどものクリニック 院長
小林 俊幸
小児科・総合内科
この記事は、札幌市で日常診療を行っている医師が、
診察室でよく受ける質問をもとに執筆しています。
▶ 院長プロフィールはこちら

  • この記事を書いた人

小林 俊幸

【この記事を書いた医師】 南22条おとなとこどものクリニック 院長 小児科・総合内科 この記事は、札幌市で日常診療を行っている医師が、 診察室でよく受ける質問をもとに執筆しています。

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