食事を味わいながら食べることは、健康的な食生活を送る上で重要な要素です。
ただ単に食事を喉に流し込むだけでは、過食や偏食に陥る可能性があり、また、食事の味わいや栄養素を十分に摂取できない可能性があります。
食事を十分に味わう方法
食事を十分に味わうためには、一口ごとにお箸をおくことが大切です。
一口ごとに十分に噛むことができるため、口の中にある食べ物を十分に味わうことができます。また、箸を置くことで、手が休まり、食事を楽しむ余裕が生まれます。
食事をゆっくりと味わうメリット
食事をゆっくりと味わうメリットにはなにがあると思いますか?
ぼくは以下のような3つのメリットがあると思います。
消化を助ける
食事をゆっくりと食べることで、唾液の分泌が促進され、消化酵素が適切に分泌されます。
これにより、消化がスムーズに進み、胃や腸に負担がかからず、消化不良や胃もたれのリスクが減ります。
栄養をしっかりと消化吸収することは身体作りの基本となるものです。
参考記事
急いで食べると、口の中でよく噛まないために、大きな食べ物の塊が胃に送られます。これにより、胃が食べ物を消化するのに必要な時間やエネルギーが増え、胃の不快感や胃もたれが引き起こされることがあります。
食べ過ぎを防ぐ
ゆっくりと食事をすることで、食べ物を咀嚼する時間が長くなります。これにより、脳が満腹感を感じるまでに時間がかかり、過剰な食べ過ぎを防ぐことができます。
みなさんも経験があるかもしれません。コース料理では少ない量にかかわらず満腹感が得られやすくなっております。
コース料理は、複数の料理が少しずつ順番に提供されるため、ゆっくりと食べ進めることができ、満腹感を得やすいのです。また、一品一品が丁寧に仕上げられていることが多く、味わい深く、見た目にも美しい料理が提供されることが多いことも関係あるかもしれません。
味わいを楽しむ
食事をゆっくりと食べることで、味わいや食感をじっくりと楽しむことができます。
食事を急いで食べてしまうと、食べ物の美味しさや素材の特徴を十分に感じることができません。ゆっくりと味わうことで食事の楽しさを増すことができます。
味わいを楽しむことは、人との交流を深めることができます。料理の味や食材について話題を振ったり、食事を共有することで、コミュニケーション能力が向上する可能性もあります。
さいごに
食事をしっかりと味わうには、一口ごとにお箸を置くことです。
毎日、少しだけ、意識してみるだけで、人生を変える力があります。