人生は選択の連続です。
私たちは、夜ご飯に何を食べるのかといった小さな選択から将来は何になろうといった大きな決断までいろいろな選択を迫られています。
何かを選択するときに、周りの情報に影響されて自分が何をしたいのかわからなくなることがあります。
大切なことは、自分の軸をしっかりと定めること。
自分が本当に好きなことや、自分で考えた意見をみつけましょう。
自分の軸を定める理由
自分の軸がないと、周りの状況や他人の意見に左右されやすくなり、自分自身が迷ってしまいます。
自分の軸をもっていれば、「本当はこんなことしたくないんだけどな」と思いながら過ごすのではなく「他人は他人」と割り切って考えることができるため、自分らしく、楽しい日々を過ごせるようになります。
秋元康(作詞家・放送作家)の言葉に、「本当に何が好きなのかを考えてみる。誰かの意見に流されたり、お金に縛られて判断が間違っていないか自問自答してみる。そうやって、自分の幸せをしっかり定義しておく。それができていないと、常に何かを求め、何にでも手を出し、結局何も手に入らないことになりかねません。」というものがあります。
ぼくにも経験がたくさんあります。
勢いで入ったサークルやクラブが、実は自分に合わないものだったり、興味がなかったことがあります。最初は楽しかったのですが、時間が経つにつれて疲れやストレスがたまってしまうだけでした。
自分の軸
自分の軸とは、自分が大切にしている価値観や信念、目指す人生の目標や方向性を表す言葉のことです。
自分自身が何を大切にするのか、考えてみることが大切です。
自分の軸として考えられる実例をいくつか挙げてみます。
誠実さ
自分に正直であり、他人にも正直であることが大切だと考える人は、「誠実さ」が自分の軸になるかもしれません。
この場合、嘘をついたり、約束を守らなかったりすることは、自分の軸から外れることになるため、常に誠実であるように努めるでしょう。
自己啓発
自分自身をより良くすること、自己啓発を追求することが自分の軸となる人もいます。
この場合、毎日の習慣や仕事の選択など、自己啓発につながる行動を意識的に取ることが重要です。
家族愛
家族との絆や家族の幸せを最優先することが自分の軸となる人もいます。
この場合、家族との時間やコミュニケーションを大切にし、家族のために尽力することが自然となるでしょう。
社会貢献
社会に貢献することが自分の軸となる人もいます。
この場合、社会に役立つ仕事やボランティア活動を行ったり、環境に配慮した行動を心がけたりすることが重要となるでしょう。
これはあくまでも一例で、自分の軸は人それぞれ異なるものです。自分自身にとって何が本当に大切なのかを考え、それを自分の軸として持つことが、人生を豊かにするための重要な一歩となるでしょう。
さいごに
新年度は、たくさんの情報が私たちの周りに溢れているため、心を惑わしてきます。
これらの情報に影響されすぎないように、自分が本当に欲しいものや大切にしたいことを考え、自分自身の軸をしっかりと見つめていきましょう。
決して周りの情報に振り回されてはいけません。