超一流の会話力 渡部建 (著)を紹介します。
お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部さんの著書です。2020年から芸能界自粛時から「周囲を明るくするコミュニケーション」といった内容の講演活動をたくさんされ、その内容がつまった本となっております。
会話は聞き方が大切であることは他の方にもおっしゃっている方がいますが、改めてその重要性がわかりました。普段から実践できそうなルールが多く記載されており是非一読をおすすめしたいです。
特に印象に残っている部分を紹介します。
「相手の話に興味がない」のは、そもそもコミュニケーションの根幹に深くかかわることです。コミュニケーションを円滑にし、有意義なものにするためにはもっとも大切な源泉となるのは「相手に対する興味」なのです。極端な言い方をすれば、相手への興味がなければ、コミュニケーションは絶対に上手くいきません。
超一流の会話力
仕事の関係など、良好な関係を築いておきたい相手であれば、積極的に相手の話よりもまずは相手自身に興味をもつ努力をする必要があります。
たとえ、相手の趣味や興味に個人的に共感できない場合でも、相手自体への興味があれば、それが彼らが何に情熱を持っているのか、何を大切にしているのかを理解する鍵となります。
極端な話、相手の発言に対してよく笑ってさえいればだいたいの会話はそれだけでうまくいくと言っても過言ではありません。
・ポジティブな発言を多くすること
・よく笑うこと
この2つがコミュニケーションにおける心理的安全性を高め、相手が話しやすい空気をつくり出します。
超一流の会話力
相手の話に耳を傾け、真心からのこの二つの反応を示すことでコミュニケーションは各段に良くなります。
笑いは、人間の絆を深める素晴らしいツールです。リラックスしていること、楽しんでいること、そして自分自身を他の人と一緒に安全に感じていることを示しています。
僕は知らない話題が出てきたら、相手にいっぱい話してもらうための大・大・大チャンスだと考えてます。
超一流の会話力
知らない話題に出くわしたとき、自分の知識のなさを嘆いていましたが、相手に積極的に質問したり、話を聞いてもらうことで相手とのコミュニケーションを深めることができます。
また、相手の話を真剣に聞くことで、新たな視点や情報を得ることができます。
ここまで上手くまとめられた、分かりやすく説明されている渡部さんはすごいと思いました。何度も読み返したくなる一冊です。