雑談

マンガでよくわかる 自分を操る超集中力

集中力について考えたことはありますか?

今回読んだ「マンガでよくわかる 自分を操る超集中力」では、集中力について論理的に説明されています。

集中力の源は前頭葉に存在する「ウィルパワー」です。

この「ウィルパワー」は、ロールプレイングゲームのHPやMPに似ていて、一定量が存在し使っていくと少しずつ減っていきます。

仕事やコミュニケーション、スポーツ、食事など何をするにも「ウィルパワー」を使用します。ウィルパワーを高めるには、「ウィルパワーを増やす」「ウィルパワーの消費量を節約する」という2つの方法があります。

特にぼくが興味をそそられたのが、ウィルパワーの消費量を減らす方法です。なぜなら、ウィルパワーの消費を減らすことだけで、集中力が高まるからです。

本書では、「ウィルパワーの消費量を節約する」方法について体系的に勉強することができます。

消費を節約するには、集中力を使う作業を習慣化することが重要であると強調されています。人間の脳は、「何かをやる」ときだけでなく、「何かをやらない」「何かをしたいと望む」といった選択や判断をするときにも、集中力を使うため、ウィルパワーも減ってしまいます。

例えば、「朝食は何を食べるのか」「メールの返信をすぐにすべきか」といった些細な判断においてさえも、ウィルパワーを浪費してしまうことがあります。

すると、人間は決断を先延ばしにするようになります。しかし、先延ばしによって、無意識に「気にした状態」が続き、ウィルパワーがいっそう消費されてしまうこともあります。

こうした状況を回避するには、即決できる仕組みをつくり、行動を習慣化させることが重要です。もちろん、習慣化させるための具体例もたくさん記載されています。

また、本書では、他にも「ウィルパワー」の鍛え方や節約の仕方がたくさん記載されています。

集中力は生まれ持った才能ではなく、テクニックであることを実感させてくれた一冊です。

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