子どもの病気

伝染性紅斑について知ろう!

我が子が伝染性紅斑にかかったという経験をまとめてみました。

最初の2~3日は熱くらいしか症状がなく、とても心配しました。しかし、途中から頬に発赤が現れ、その後は体中にかゆみを伴う紅斑が広がってきました。さらに、よくよく考えると数日前から妻にも同じような紅斑が出ていたのです。

伝染性紅斑とは?

伝染性紅斑は、子供たちによく見られる感染症の一つです。この病気は「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによって引き起こされます。りんご病とも呼ばれ、ヒトパルボウイルスB19というウイルスの感染により起こります。

ほっぺがりんごのように赤くなるのが特徴です。

伝染性紅斑の症状は?

多くの子供たちが伝染性紅斑を発症しても、症状をほとんど感じないか、軽い症状しか出ません。症状が現れる場合には、以下のような症状が見られることがあります

発熱

頭痛

喉の痛み

かゆみ

胃の不調(下痢、吐き気、嘔吐など)

くしゃみ

結膜炎~目の感染や刺激

筋肉痛

これらの初期症状は2〜5日続くことがあります。その後、以下の症状が現れることがあります。

顔に発疹「平手打ちされたような」赤い発疹が顔に現れることがあります。

胸、背中、腕、脚に発疹~顔の発疹が出た後に、体の他の部位にも赤い発疹が現れることがあります。

発疹が現れる頃には、体調がほとんど回復していることが多いです。

ただし、時々発疹が消えた後に再発することがあります。日光、温度変化、運動、ストレスが再発を引き起こす可能性があります。

また、妊婦さんが妊娠初期に感染すると流産することがあるので十分注意してください。

伝染性紅斑の治療方法は?

ほとんどの子供たちは治療なしで伝染性紅斑を乗り越えることができます。

食事

通常の食事を摂ることができます。特別な制限は必要ありませんが、栄養バランスのとれた食事を心掛けてください。

入浴

入浴は問題ありませんが、熱いお風呂に長時間入ると発疹や赤みが強くなり、症状が長引く可能性があるため、短時間にしましょう。

運動

運動によって体が温まり、日光に長時間当たることで赤みが強くなる場合があります。感染が広がる可能性があるため、症状が改善するまでは激しい運動や長時間の日光浴は避けた方がよいかもしれません。

休息

症状が重い場合や体力が低下している場合は、十分な休息をとることが大切です。休養をとることで、免疫力の回復にもつながります。

症状の注意

発疹が悪化したり、発熱や関節痛が長引く、体調が急変した場合などには、早めに医師に相談してください。

伝染性紅斑の予防方法は?

伝染性紅斑を予防するためには、以下のような方法が大切です

他の人と飲み物や食べ物を共有しないようにする

こまめに手を洗う

咳やくしゃみをするときは口と鼻を手で覆う

これらの予防方法は、感染症の広がりを防ぐためにとても重要です。

登園・登校の目安

頰が赤くなったときにはすでに感染力はなくなっているので、行っても問題ありせん。

さいごに

伝染性紅斑は、一般的には軽い症状で自然に治癒することが多いです。しかし、体の免疫が弱い人や妊娠中の女性にとっては、重篤な症状を引き起こす可能性があります。

手洗いや予防策を実践することで、伝染性紅斑の感染を予防することができます。症状が続く場合や不安がある場合は、受診を検討してください。

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