子どもの病気

喘息治療のヒーローたち:長期管理薬と発作治療薬

喘息持ちのお子さんがいる家庭では、「お薬ってどんなもの?」「どのように使うの?」といった疑問を持っているママも多いはず。

そこで今日は、喘息の治療に使われるお薬についてご紹介したいと思います。

お薬の2大スター: 長期管理薬と発作治療薬

喘息の治療には主に2種類のお薬が使われます。それぞれが違う役割を持っていて、子供たちの快適な呼吸を支えてくれます。

長期管理薬:毎日の守り神

まずは長期管理薬。これは、お子さんの気管を守り、毎日の呼吸をスムーズにしてくれるお薬です。

気道の慢性的なヒリヒリとした炎症を鎮め発作が起こらないようにしてくれるお薬です。

吸入ステロイド薬(例:フルタイドやアドエアほか)やロイコトリエン受容体拮抗薬(例:モンテルカストほか)といったお薬のことです。

このお薬は、お子さんが元気なときであっても毎日使います。そして、根気よく続けることで、呼吸がだんだん楽になってくるんです。だから、気長にお付き合いしてみてくださいね。

そして重要なのは、お薬の継続するか否かをママが決めたり、お子さんが決めたりしないこと。必ず医師のアドバイスに従いましょう。

発作治療薬:急なピンチの救世主

次に登場するのは、発作治療薬です。

これは発作が急に訪れた時に、ピンチを救ってくれるスーパーヒーローのような存在のお薬なんですよ。

吸入気管支拡張薬(サルタノール・メプチンエアー)といったお薬のことです。

このスーパーヒーロー薬は、突如として起きる喘息の発作を落ち着かせてくれます。

このお薬は吸入薬や飲み薬があり、特に吸入薬は効果が速く現れます。でも、スーパーヒーローも一人では大変なので、長期管理薬というパートナーも忘れずに呼んであげましょうね。

まとめ

今日は喘息に使用される2種類のお薬について紹介しました。この2種類のお薬は、まさにチームプレーのようなもの。長期管理薬が毎日コツコツと守ってくれる役割をして、発作治療薬が突然のピンチを救ってくれます。

お子さんにも「お薬はきみを守ってくれる味方だよ」と理解してもらえるといいですね。

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