みなさんは、風邪を引いたりインフルエンザにかかった時に体がだるくて、筋肉が痛くなった経験はありませんか？そう、あの身体が重く感じるあの感覚です。
特に、冬の寒い時期には、風邪を引きやすくなりますよね。今回は、風邪を引いた時になぜ筋肉痛が起こるのかを解説します。
免疫システムの反応
風邪を引く、つまりほとんどの場合は、ウイルスが体内に侵入したということです。
私たちの体は、侵入してきたウイルスと戦うために、免疫システムをフル動作させます。このときに免疫反応が活発になります。
免疫反応は、ウイルスと戦うために非常に重要な役割を果たしていますが、この反応が「炎症物質」を体中に放出します。この炎症物質が筋肉や関節の周りにも作用するため、体中に痛みを引き起こします。
痛みの役割
普段私たちの身体は、炎症を起こすことなくスムーズに動いていますが、風邪を引いて免疫反応が働くと、体中の炎症物質が増えてしまいます。その結果、筋肉や関節が痛くなるのです。
しかし、この痛みは決して無意味なものではありません。炎症物質のおかげで、体はウイルスと戦ってくれているのです。痛みや熱は体がウイルスと戦っている証拠なのです。
回復への道
だからと言って、痛みがあるからといって無理をしてはいけません。
体が回復するためには、十分な休息が必要です。風邪を引いたら、まずはゆっくりと休むことが大切です。熱がある場合は、無理をせずに体を休め、十分な水分を取り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
もし、痛みがひどい場合は、痛み止めを使用するのも一つの手です。
予防は大切
最後に、風邪を引かないためには、日頃からの予防が大切です。
手洗いやうがいをしっかりと行い、体調管理に気を付けましょう。必要な予防接種についても検討してください。
風邪の予防は自分だけでなく、周りの人への配慮にもなります。
