堀江貴文氏の著書「2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全」を読みました。
AIの進化やシンギュラリティの到来など、未来に関わるトピックについての予測が詰まった一冊です。本書の中でも特にAIに焦点を当てたChapter 1がとても興味深かったです。当クリニックでもChatGPTを利用しております。
AIの進化による医療への影響は大きく、クリニックにおいてもAIの活用が色々と進んでいます。
当クリニックでは、治療カードや検査の説明シートの作成にAIモデル(ChatGPT)を利用することがあります。
AIモデルは自然言語処理に優れており、患者さんが理解しやすい形式で情報を提供できます。
ただし、最終的には自分で読んで確認して修正しておりますが、たたき台を作るという意味ではかなり助かっております。
また、最近のChatGPTでは個別学習が可能となったようです。例えば、自分が今までに作ってきた患者さんへの説明文を大量にアップすると、自分らしい説明文の自動生成に特化したChatGPTになっていくようです。
クリニックによっては、診療情報提供や診断書をChatGPTで作成しているところもあるようです。
そこで、過去の患者さんへの診断書や診療情報をAIモデルに学習させることで、クリニックのスタイルや専門性を反映した文章を自動生成できるようになります。個別学習を繰り返すことで、AIモデルはますますクリニックに特化した文章生成が可能となり、医療情報の提供や診断書作成の効率化に貢献します。
「2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全」は、AIを含むさまざまな分野の未来予想が詰まった面白い一冊です。AIの進化による医療への影響もその一部ですが、他の分野における予測も興味深い内容となっています。AIの活用がますます進展する未来に向けて、本書は参考になるでしょう。