雑談

泊村の日帰り旅行:原子力発電所と「とまりん館」の魅力を探る

今回は最近訪れた「とまりん館」についてご紹介します。

とまりん館は1991年6月に開館され、泊発電所のマスコットキャラクター「とまりん」に由来します。施設は原子力展示、地域の紹介、科学に親しむ展示などの展示棟、および25mの温水プール棟から成り立っています。

泊村について調べました

2022年1月1日時点で泊村の総人口は1,526人(外国人を含む)で、男性が730人、女性が796人です。そのうち65歳以上の高齢者は40.7%を占め、人口の2.5人に1人が65歳以上、4.1人に1人が75歳以上となっており、高齢者の割合が多いようです。

町を見渡すと若者は少なく、観光客もほとんど見かけませんでした。赤ちゃんを見かけたときは驚きました。一体、出産はどこで行われているのでしょうか?里帰り出産なのか、夫婦でいろいろと話し合ってしまいました。

しかし、泊村は北海道で唯一の原子力発電所があるため、村の財政は豊かな状態にあるようです。また、泊村は北海道で唯一の地方交付税の不交付団体です。地方交付税が交付されない団体を「不交付団体」と呼びます。

通常、すべての団体に地方交付税が交付される仕組みですが、一部の団体は独自の税収だけで運営できるため、交付されないのです。泊村はそのような財政状況にあるのでしょう。原発による補助金も受け取っているのかもしれません。

とまりん館

https://www.enemall.hepco.co.jp/u.contents/p/14/page/1179.htmlより引用

「とまりん館」の入場料は無料でした。中でキーホルダーやお菓子といったお土産を買おうと思ったのですが、自動販売機でコーラを買うだけで終わりました。他にお金を使う場所がないんですよ!補助金で運営が成り立っているのでしょうね。

入場するとまず、福島第一原発で起こった事故に対する泊発電所の対策などが動画でわかりやすく説明されていました。

さまざまな対策が重ねられ、原発の安全性が確保されていることがよく理解できました。常に事故に備えた訓練を継続しているようで、本当に感心しました。

奥には原子力発電所の仕組みなどが展示されており、理解が深まりました。原寸大の巨大タービンや原子炉容器、蒸気発生器、中央制御室を舞台にした体験ツアーも楽しむことができました。

その他にも熱帯魚の展示やプールもありましたが、私たちはプールには入らず、食事をしようと村内で探しました。なんと、神恵内村まで探したのですが、休日のため空いている食堂を見つけることができず、泊村にあるセイコーマートで昼食をとって帰宅しました。ローソンも一軒あります。

帰路

https://www.vill.tomari.hokkaido.jp/kankou/spot/5343.htmlより引用

かつてはニシン漁で栄えていたようで、「鰊御殿とまり」の見学も可能ですが、私たちは時間の関係で見学できませんでした。素通りです。

https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/181752/181752.htmlより引用

途中の仁木町ではサクランボの販売が盛んで、つい購入してしまいました。また、NIKI Hills Wineryでワインも購入しました。美味しそうなワインがたくさん置いてありました。

ホテルやレストランも併設されていましたが、3歳の子どもと食事をするには敷居が高すぎました。しかし、素敵なロケーションでいつか食事を楽しんでみたいと思いました。

泊村の日帰り旅行は非常に有意義な時間を過ごせました。北海道で唯一の原子力発電所がありますので、ぜひ一度見学をお勧めします。

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