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ブログ高血圧でお薬をのんでいるのに血圧が下がらない、その原因は?

高血圧でお薬をのんでいるのに血圧が下がらない、その原因は?

2021.06.07
内科

血圧が高いといわれてお薬を飲んでいるのに、血圧がなかなか下がりません
高血圧の薬が効きにくい原因にはどんなことが考えられますか?

といった疑問を持っている方の悩みを解説します。

当クリニックにもたくさんの高血圧患者が通院されて、生活習慣の改善や高血圧に対する薬物治療を継続しております。

この記事では高血圧の原因とお薬をのんでもなかなか血圧が下がらない場合に考えられることについて解説します。

  • 目次
    1. 高血圧の原因
    2. お薬をのんでも血圧が下がらない二次性高血圧
高血圧の原因

高血圧にはいくつの原因が想定されています。

  • 遺伝
  • 加齢
  • 肥満
  • 食塩の摂りすぎ
  • 大量飲酒
  • 運動不足
  • そのほか

まずは高血圧の原因には遺伝的要因と環境的要因が考えられています。外来で、血圧が高いときに、「遺伝でしょうか?母が血圧が高いのです。」と聞かれることがあります。遺伝的要因とは生まれつきの体質のことです。遺伝的要因が高血圧の原因の約30%を占めており、両親に高血圧の方がいればそのお子さんにも高血圧がある可能性があります。

環境的要因とは肥満、食塩の取りすぎ、大量飲酒などの生活習慣のことです。遺伝的要因は自分では変えられませんが、環境要因は自分で変えることができます!(なかなか難しいことではありますが)

なかなか血圧が下がりません

高血圧の治療では、お薬を飲んでいるだけでは、なかなか血圧は下がりません。一つにはお薬を少量から始めて、徐々に増やしいくためです。患者にとってのお薬の適量は人それぞれです。徐々に血圧を下げて身体を慣らしていくことも大切です。

もう一つには環境要因が解決されていないことが原因である可能性があります。生活習慣の是正はとても大切です。生活環境が乱れた状態でお薬を飲んでも効果は発揮しづらいのです。高血圧と診断された時にご自身の生活習慣を振り返ることは最もなことの一つです。

お薬をのんでも血圧が下がらない二次性高血圧

高血圧と診断されて、減塩や肥満解消、運動など生活習慣を改善したり、薬をのんだりしても、血圧が下がらない時に疑われるのが二次性高血圧です。二次性高血圧とは、何らかの病気によって起こる高血圧のことをいいます。二次性高血圧では、原因となる病気が診断されて治療すると血圧が下がります。成人高血圧患者の10人に一人くらいが二次性高血圧と言われております。

主な原因は睡眠時無呼吸症候群、腎臓病、内分泌疾患、薬剤の副作用などがあります。特に睡眠時無呼吸症候群は治療しても下がらない高血圧の患者さんの30%以上を占めるとされています。3剤、4剤と複数の薬剤をしなければ血圧が上がってしまう場合や若いのに血圧が高い場合などには二次性高血圧が疑われます。

まとめ
  • 高血圧には遺伝的な問題と環境的要因があります。環境的要因は自分でなおすことができます。血圧の治療では環境要因の改善が重要です。お薬だけではなかなか血圧が下がらないことがあります。
  • 生活習慣をなおして血圧のお薬を飲んでもなかなか血圧が下がりにくい場合には二次性高血圧が疑われます。

血圧が高いといわれた場合にはまずはご自分の生活習慣を見直してみてください。思い当たることがあればまずは生活習慣をなおすことが大切です。

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