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ブログ臭いでわかるがん検診←痛みなし

臭いでわかるがん検診←痛みなし

2021.05.26

毎年の健康診断は苦痛ではありませんか?

血液検査、胃カメラ、胃のバリウム検査・・・、と痛み伴う検査がたくさんあります。また、健診会場に行く時間、検査を受けるまでにも待ち時間があります。どちらかというと受けたくないというところが正直なところではないでしょうか?

苦痛も時間もかからない「がん健診」があったとしたら受けてみたくありませんか?

今回紹介するのは既に実用化されている臭いを利用した「がん健診」を紹介します

  1. 目次
  2. 線虫による「がん検診」
  3. がん探知犬を知っていますか?
  4. 線虫はがん患者の臭いを好む

線虫による「がん検診」

私たちは、日常で様々な臭いを感じていると思いますが、病気の中でも臭いが診断のヒントになることが知られております。

日常生活を垣間見ることもでき、毎日、入浴しているのだろうかとは、しっかりと着替えているのだろうかなどとその方の生活の様子を伺うこともできます。

先日「癌(がん)」が臭いを発しているとことを知りました。みなさんの中には、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが線虫によるがん検診です。

線虫の特徴

 線虫は目がないのですが、その代わりに嗅覚がとても優れています。エサを探したり、外的から身を守ったりするために嗅覚が研ぎ澄まされているそうです。この検査ではその嗅覚の優れた線虫が利用されます。

「がん」の臭いがわかる「がん探知犬」

犬は人間の100万〜1億倍以上の嗅覚を持つといわれていますが、その中でも、特に鋭い嗅覚と特殊な訓練を受けた「がん探知犬」による、がんのスクリーニング検査があります。

「がん探知犬」とググってみてください。がん探知犬による検査を実施している施設がわかります。

がん探知犬は、人の呼気に含まれるがん特有のにおいを見極めているそうです。

ただ、犬だと検査にも不便であるところをヒントととして同じように嗅覚の優れている線虫を用いた検査が考えられたそうです。

線虫を利用すると発想のすごさにビックリです!

線虫はがん患者の臭いを好む

線虫はがん患者の尿を好んで寄っていきます。健康なヒトの尿は嫌いなので近寄りません。これを利用して、被験者の尿検体で検査をするそうです。

現在、15種類のがんが見分けることができるそうです(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がん)。

検査でがんの可能性があるとなった場合には、本当にその臓器に「がん」があるかを調べる必要があります。

また、将来的には尿検査だけでがんの種類を特定できるようになる見込みとのことです。現在、特定のがんに反応するような線虫の作成が試みられているそうで、2022年の実用化が見込まれているそうです。

簡便な検査を受けて、どの種類の癌かが特定でき、精密検査、治療とスムーズに進んでいく可能性があります。

現在、全国どこにいても受けられるサービスが始まっております。

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