オンライン診療
当院(南22条おとなとこどものクリニック)は2019年12月に開業し、開業して1年半が経過しました。約一年ほど前からオンライン診療を継続しております。
- オンライン診療に関心はあるけどやり方がわからない。
- 自分の病気はオンライン診療でみてもらえるの?
- オンラインできちんと診療をしてもらえるのかしら?
こんな悩みを解決できます!
オンライン診療を利用することで通院時間・待ち時間を短縮し、感染予防もできますよ!スマホがあればお手軽に始めることができます。
この記事の解説を読むことで安心してオンライン診療を始めることができます。
- 目次
- オンライン診療とは
- 私の病気はオンライン診療でみてもらえるの?
- オンライン診療に適している病気
- オンライン診療に適していない病気
- Curonを使ったオンライン診療の登録方法、料金
- オンライン診療のメリット、デメリット
オンライン診療とは、スマートフォンやタブレットなどをつかって、クリニックの予約から料金の支払いまでをインターネットで行う診察・治療方法です。クリニックに直接来て、診察してもらう方法を「対面診療」とよび、テレビ電話のように画面をとおして診察する方法を「オンライン診療」とよびます。オンライン診療では診察を受けにクリニックに行かなくても医師の診察をうけることができます。
オンライン診療について厚生労働省は適切な診療を行なうためのガイドラインを医療機関に出したこと、2020年の新型コロナウイルスの流行に伴い規制が緩和されたので、オンライン診療を利用する医療期間が急速に増えています。
オンライン診療の適切な実施に関する指針
- 希望する日時にオンライン診察を予約する
- 予約した日時にオンライン診察を受ける
- あらかじめ登録しておいたクレジットカードでお会計
- お薬が自宅に届きます(お近くの薬局で受けとることも可能です)
- 高血圧
- 高脂血症
- 花粉症
- 睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療治療中
- その他の慢性疾患(お電話あるいは受診時にご相談ください)
あくまで対象は安定した病気をお持ちの患者さんです。安定した状態であれば、オンライン診療できちんとした医療を提供することが可能です。
- 初診
- 発熱、腹痛、頭痛、咳、鼻汁などの感冒症状
- 新型コロナウイルス疑い
- 呼吸器疾患や腎機能低下などで定期的に検査の必要な場合
- 睡眠薬、精神刺激薬の処方
初診患者さんでは直接の問診、診察、検査をしないと状態が安定しているかわからないことがあります。また、感冒症状、新型コロナウイルス疑いについては身体診察や検査をしないと診断がつかないことがあるので当院では実施しておりません。この点は特に注意してください。
医療機関によって対象疾患が異なるため事前に問い合わせてご確認をお願いします。
当クリニックではオンライン診療をおこなうときに「curon(クロン)」というシステムを利用して実施しています。スマートフォンより、無料アプリをダウンロードいただき、ユーザー登録後してください。
(注意)当院では初診の患者さんのオンライン診療は実施しておりません。
具体的な登録手順は以下のcuron登録方法をクリックしてください。入力項目が多くて最初はたいへんですが、途中からチャットで案内してくれますよ。
施設コード:0aef(ゼロ・エー・イー・エフ)
オンライン診療にかかる料金は保険診療報酬の他に手数料、送料、利用料等が発生します。
- 保険診療報酬負担分
- 情報通信機器の運用に係る費用 500円(税込)
- 処方せん郵送料 84円(税込)
- curon利用料 330円(税込)
最も大切なことは、患者さんにとって不利益となる場合がありうることです。
対面での診察と比べて、診察として不十分な点です。実際の雰囲気、顔色や歩き方、看護師さんからみていつもと様子が違うといったことから病気が発見されることもあります。検査もできません。また、対面診療と比較して900円ほど費用がかかります。オンライン診療と対面診療をうまく組み合わせていくことも考えてみてください。
- オンライン診療はテレビ電話のように画面をとおして診察する方法のことです。診察を受けにクリニックに行かなくても自宅で医師の診察をうけることができます。
- オンライン診療では高血圧、高脂血症、花粉症、睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療治療中といった病気で安定している時に適した診療方法です。初診、感冒症状、新型コロナウイルス疑い、定期的に検査の必要な場合睡眠薬や精神。刺激薬の処方では適しておりません。
- curonを使ったオンライン診療の登録はとても簡単です。ご希望の方は登録しみてください。
- オンライン診療にはメリットもありますがデメリットがあります。ご自身の病気や考え、生活習慣に合わせてご利用してください。
この記事を読んでオンライン診療の理解が深まったのではないでしょうか?うまく利用すると時間短縮、感染予防にもなりますよ。ご希望の方がいらっしゃいましたらまずは受付窓口や診察時にご相談ください。