予防接種

高齢者の肺炎球菌ワクチンが変わりました(2026年4月〜)|札幌市の定期接種と当院での受け方

🔄 最終更新日: 2026年10月14日

📅 2026年2月18日 (8ヶ月前に公開)

2026年4月から、高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種で使うワクチンが、ニューモバックス(23価)からプレベナー20(20価)に変わりました。札幌市の自己負担額も決まっています。対象の方、料金、当院での受け方をまとめます。

まず、用語の確認

  • PPSV23:ニューモバックス®、23種類の肺炎球菌の型に対応する「多糖体ワクチン」です。高齢者の定期接種として長く使われてきました。
  • PCV(結合型ワクチン)
    肺炎球菌の莢膜(きょうまく)成分に「キャリアタンパク」を結合させたワクチンです。免疫細胞の一部(T細胞)も関与する免疫記憶ができるため、より長く免疫が維持される特徴があります。 よく使われるPCVの種類:
    • PCV13:プレベナー13®
    • PCV15:バクニュバンス®
    • PCV20:プレベナー20® → 今回の変更対象
    • PCV21:キャップバックス® → 任意(自費)接種の選択肢

数字(13, 15, 20, 21)はカバーする肺炎球菌の型数で、数字が大きいほど多くの型を対象にできます。

2026年4月からの変更点

2026年3月までは、高齢者の定期接種で使うワクチンはニューモバックス(PPSV23)でした。2026年4月からは、プレベナー20(PCV20)に変わっています。

結合型ワクチンは、免疫の記憶ができやすいのが特徴です。なお、定期接種として受けられるのは生涯に1回です。

対象となる方(札幌市)

札幌市に住民登録があり、次のどちらかにあてはまる方です。

  • 接種日時点で65歳の方
  • 接種日時点で60〜64歳で、心臓・じん臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがある方(身体障害者手帳1級相当)

すでに定期接種を受けたことがある方は対象外です。過去に任意接種で肺炎球菌ワクチンを受けたことがある方は、医師が必要と判断した場合に、定期接種として受けられます。

自己負担額(札幌市)

  • 1回 7,200円
  • 生活保護を受けている世帯の方、世帯全員が市民税非課税の方は、証明書類を接種当日に持参すると無料になります(後日の返金はできません)

定期接種の対象ではない方

  • まだ肺炎球菌ワクチンを打っていない方:任意接種(自費)で、プレベナー20またはキャップバックスを選べます。
  • ニューモバックスを打ったことがある方:1年以上あけて、プレベナー20またはキャップバックスを任意接種で受けられます(日本呼吸器学会ほか合同委員会の考え方による)。

2つのワクチンの違いは、プレベナー20とキャップバックス、どちらを選ぶ?の記事にまとめています。

当院での接種

当院での料金
  • 定期接種(プレベナー20):7,200円
  • 定期接種の対象ではない方(自費):プレベナー20 9,500円/キャップバックス 13,000円
お電話でも承っています(050-3173-7832)

当日は、氏名・生年月日・住所が確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証、資格確認書など)をお持ちください。

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南22条おとなとこどものクリニック

  • この記事を書いた人

小林 俊幸

小林俊幸(こばやし としゆき)|南22条おとなとこどものクリニック院長。小児科・総合内科。子どもからおとなまで、家族をまるごと診られる町の医師でありたい。診察室で「聞いてよかった」と言ってもらえた話を、ここに書き残しています。 お問い合わせはこちら

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