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禁煙外来(現在休止中)

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内科診療メニュー 禁煙外来(現在休止中)

生活習慣の中で一番大切なことは禁煙です!

禁煙外来で使用するバレニクリン(商品名・チャンピックス)の日本以外への出荷分の一部から発がん性物質が検出されたため現在出荷停止中ですので禁煙は現在中止中です。再開の際にはおしらせします。

タバコには有害物質が多数含まれており、肺がんをはじめとする様々な病気の原因となります。吸っている本人だけではなく、タバコから流れる煙を吸わされた周囲の人にも病気を引き起こします。

タバコが有害であることをわかっていながらなかなかやめられないのは、タバコに含まれるニコチンに強い依存性があるからです。つまり、タバコは「脳の病気」です!禁煙外来では、「ニコチン依存症」の治療として、12週間のプログラムに基づいて禁煙治療を行います。

自力で禁煙するよりも禁煙の薬剤を使って治療を受けた方が禁煙できる可能性が約2〜3倍高まります。

軽く考えていませんか?タバコに関連した問題点

喫煙に関わり病気には、がんや糖尿病、脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管疾患、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、消化性潰瘍、慢性閉塞性肺疾患、歯周病など多くの病気があります。

発症すると致命的な病気や慢性的に続く病気が多いです。また、検査値の異常では脂質異常症、高血糖、多血症、白血球増多などが見られます。

早めに禁煙して、病気を未然に防ぐ必要があります。

喫煙は確実に予防できる最大の死亡原因なのです!

禁煙のおくすりってどんなもの?

つらいと思われがちの禁煙も禁煙補助薬を用いることで、禁煙後の離脱症状が緩和され、比較的楽に禁煙することができるようになります。

日本では禁煙治療に健康保険が適用されており、貼り薬の医療用のニコチンパッチと飲み薬のバレニクリンが使えます。また一般医療用医薬品としてニコチンガムとニコチンパッチが薬局・薬店にて市販されています。

当院では、患者さんの状況をお聞きして治療を選択しております。まずはご相談ください。

健康保険の条件とは

初回の診察で、次の5つの条件を確認します。これらの条件にすべてあてはまれば、健康保険を使って禁煙治療が受けられます。

・ただちに禁煙しようと考えている
・ニコチン依存症のスクリーニングテストが5点以上
・ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上(35歳未満にはこの要件はありません)
・禁煙治療を受けることを文書により同意していること(受診時に直筆サインが必要です)
・過去1年以内に健康保険を使った禁煙外来を受診していない

ニコチン依存症のスクリーニングテストをやってみましょう

問1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありまし たか。

問2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

問3. 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたま らなくなることがありましたか。

問4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)

問5. 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。

問6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。

問7. タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

問8. タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

問9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

問10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

5点以上で保険適応となります。

ブリンクマン指数を数えてみましょう

一日の喫煙本数✖️喫煙年数
[      ]✖️[   ]=[  ]

200以上で保険適応です。
35歳未満にはこの要件はありません

禁煙外来にかかる費用は?

自己負担が3割の人は、使用する薬にもよりますが、約3ヶ月の治療スケジュールで、1万3,000円~2万円程です。

高い!と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、保険適用なら禁煙外来の受診料は月に3000円から6000円程度です。

1日1箱吸っているあなたのタバコ代1ヶ月分より安いんです!

禁煙外来では一酸化炭素濃度を測定します

禁煙外来では問診や診察の外に、吐いた息に含まれる一酸化炭素濃度を測定します。禁煙を始めると測定値が下がり、効果がはっきりとわかります。

タバコには、64種類の発がん物質をはじめとする約200種類の有害物質が含まれています。強い神経毒性で喫煙への依存を助長する「ニコチン」、多くの発がん物質を含む「タール」、心疾患のリスクを高める「一酸化炭素(CO)」がその代表です。

呼気中に含まれる一酸化炭素の濃度は1日に吸うタバコの本数に比例するといわれており、呼気中一酸化炭素濃度測定は、喫煙者に異常が認められる数少ない検査の一つとされています。

基準値は3ppm以下です。20ppmを超えるとヘビースモーカーと診断されます。

外来スケジュール

禁煙外来では12週間にわたり、計5回の診察を受ける必要があります。初回診察の2週後、4週後、8週後、12週後に再診してください。

禁煙外来成功のポイント

禁煙外来成功のポイントは、「治療を中断せずに続けること」です。

途中で、喫煙をしてしまっても、外来を受診してください。一緒に禁煙の方法を考えましょう!

うまくいっていても、最後まで外来を受診してください。最後まで治療を続けることで、より禁煙を継続することができます。

タバコがやめられないのは、タバコに含まれるニコチンの強い依存性が原因です。禁煙外来を受診して、吸いたい気持ちを止めませんか?

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