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ブログ一人でもできる大気汚染対策

一人でもできる大気汚染対策

2020.05.07

大気汚染が深刻であるインドでは、新型コロナウイルス感染拡大阻止のためのロックダウンによって工場が閉鎖され、道路から自動車が消え、飛行機の運行も止まったため、大気汚染が晴れ、30年ぶりにヒマラヤ山脈がはっきりと見えるようになったそうです。

コロナウイルスは早く収束して欲しいですが、大気汚染の問題を考えるよい機会になりました。 

大気汚染とは、人間の活動によって空気が汚れてしまうことです。自動車や工場から出される汚染物質が原因です。広い意味では、火山爆発などの自然現象で出される汚染物質も含まれます。

代表的な汚染物質には、硫黄酸化物、窒素酸化物、一酸化炭素、光化学オキシダント、二酸化炭素、浮遊粒子状物質などがあります。空気中にこれら汚染物質が多くなると、人体に悪影響を及ぼすだけでなく、光化学スモッグや酸性雨、地球温暖化にもつながります。

大気汚染による健康被害
大気汚染のため世界中で毎年700万人もの人々が命を落とすのです。

世界保健機構(WHO)によると、大気汚染が世界中に拡大を続けており、世界人口の約90%が汚染された大気の下で暮らしているため、健康被害のリスクがあると指摘されています。肺がんや呼吸器疾患、心血管疾患などのために年間約700万以上の人々が死亡しております。

成人だけではなく子どもへの影響も深刻です。肺の発達だけではなく、脳の発達にも影響ができる可能性が指摘されています。

このように大気汚染は地球規模の大きな問題であり、かなり深刻な問題です。

新型コロナウイルス感染では、大気汚染が深刻な地域ほど感染後の致死率が高くなる傾向があるようです。

大気汚染恐るべしです。

大気汚染対策

現在、日本全体では以下のような対策が取れており、みなさんも目にすることが多いと思います。
~太陽発電、雨水利用、廃水利用、木材の有効利用、環境配慮型製品の開発、風力発電など

☆意識的に個人でできる対策として以下のようなものが考えられます。

省エネ
待機電力の削減
節水
エコライフの実践
資源回収
環境にやさしい商品の購入
電車・バスの利用
草木を育てる
物を大切にする
ゴミの減量
適正温度の設定(暖房器具など)
環境保全のイベントに参加する
省包装の選択など

現在、世界各国で都市封鎖のおかげで待機汚染が改善しておりますが、おそらくは期間限定と思います。経済活動の再開に伴って、大気汚染が再燃してしまうと思います。

大気汚染が改善することで救われる命がたくさんあります。

自分の周囲の大気の状況を把握し、汚染がひどい時は外出を控えるなどの対策も検討してください。そして、一人一人ができる対策を実施していくことを心がけましょう。

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